骨折3日目 発熱

今日は母は発熱中。
処方はなくて頭をひやすのみ。
時折「てっちゃん」と呼ぶけど、だれだってきくと、「ゆみこ」と答えている。

足を動かせないこと、足を組めないこと、からだを起こせないことが
ストレスになっている。

父の付き添いさんに教わったように、両手のひらをうえにむけ、ベットを押すように
背中から手をぐーーんといれる。できたら横に動かしながらマッサージもする。
体位変換のできない場合にすごく有効なマッサージ。
コツはうで全体で体をしっかり支えるというかもちあげるような感じで行う。
母も「は〜〜」と大きなため息をついた。

足も動かしちゃいけないというもんだから、だれもさわらない。
だから腰から足がつっぱったまんま。
膝下を骨折してるから、ももの付け根をしっかりもちふくらはぎに手をいれ、
そーーっと位置をずらしてあげる。

そう、パジャマも肌着もまるまったまんま。
これじゃあっというまに褥瘡ができるだろうに。

なんだか不安になり、夕食までいることにした。
案の定、普段食事は自分でできるもんだから、ベッドを起こし、
あとは自分で食べてくださいの状態。
母は疲れてしまい、3さじでもういらないと言った。
介助したら、完食。。

発熱しているのに、母はパジャマの上にカーディガンを着たまま寝ている。
ゆうべのままだった。
これじゃ、熱も下がらないから、いやだという母を納得させて
脱がした。
そしたら、すっとしたらしい。
お部屋もかなり暖かい。

b0055939_22503543.jpg


介護と看護、Care と Cure
介護は看護に足りず、看護は介護をまっとうせず。

つくづく思った今日の一日。

お迎えの部屋では、おばあちゃんふたりが談義中。

「早く死にたいわ」
「そう簡単に死ねるもんじゃないわよ」
「そうかしら、どこもかしこも悪いのに」
「体が悪くても死ねないの」
「ところで、この句だけどね」
「ああ、だから言ったでしょ、はるの〜〜〜、で終わっちゃったら、あとの意味が続かないって」
「あらそう、弥生の〜〜っていれたらどうかしら」
「そうよ、それなら納得」
「弥生って何月だっけ」
「う〜〜ん、3月?」

豊かな人生経験のあるふたりの女性が、地球の片隅のそのまた片隅の片隅で
おともだちになって時間を楽しんでいる。。。最期の時間を。。
感慨深かった。
by ygracia | 2009-02-27 23:00 | 母の記録


<< 骨折4日目 ギブス 骨折2日目 認知症の悪化 >>