認知症って。

レビー小体型認知症という名前があちこちで聞かれるようになったけど、いつも不安に感じることもある。

先日、京都大学の先生のお話を聞く機会があり、認知症との向き合い方など
ほんとうに心打たれるものばかりだった。
そのときも認知症の種類で2番目にレビーが紹介されたが、ぽかんとしてる人も
多かったかもしれない。
幻視を大きな特徴としていると、幻視があるというだけでレビーと思う家族もいるかもしれないし、
アルツハイマーやピックのことも家族は頭にいれておかなくてはいけないと思う。

レビーは一概には言えないけれど、まず、真面目で穏やかでユーモアセンスがもともとあったという
人間が多いような気がする。真面目というのは頑固ともとれる。
性格が強い人だとしても心配りの良くできた方なんていうのも多いと思う。
すくなくとも古レビー仲間の親さんたちは皆そうだ。

じゃ、アルツは違うのかと言われたらこまるけど、アルツになるとわがままや、
甘えが先に出て来るような気がする。自己主張が強いような。
といっても「気がする」というだけで、何の根拠もない。

先日の第33回在宅認知症ケア連絡会は、100人近くの出席者があり、盛況だった
にもかかわらず、私としては不完全燃焼。
事例の選択が絞り込めていなかったということがずっと引っかかってしまい、
事実、出席者の意見が事例をもっと現実的なものにできなかったのかということ、
解決策の案が見えなかったということ、
事例の一つは特例だと思うという、いろいろな現場の訴えが聞こえて来た。

テーマは簡単にいうと不穏をどう考え解決するかということで、
薬物に頼らずに何かできないかということ。
出席者は現場で闘う介護士や、ヘルパー、医師などで今回は看護師さんが多かった。
話し合いの最中も、ケアマネさんがやはり大声で叫ぶ人のショートを
無理矢理頼んだけど今、無理だと言う返事がきた、明日向かえに行かなくちゃならない、
なんていうのもあり、
医師も大声は地域の問題にも発展するケースもある、認知症を地域がどのように
受け入れているか、拒否するか、現実を見なくちゃいけない、という話もでた。
また介護士で、その施設では、不穏な方に徹底して向き合い、当たり前だが
「優しい心のケア」で対応して、防げているとのこと。
「大声」をその方の意思の伝達であると考えれば、かならず理由があるから
あわてずに、「優しさ」で対応してみるのだというのが多かった。
薬で対処は避難的選択だけれど、それも一つの考え方で、その後のフォローを
続ければ問題ないとも話にでた。
ただ認知症を理解しない医師がいるのも事実で、薬物大量投与につながる
可能性もあるから家族も周囲の人も良く判断していかなければならない。

テーマと事例にもとづいて、ここまで意見がいろいろでたのは、今回の会は
成功なのだろうけれど、みんなが知りたかったのは、難しかった例、問題が多かった例、
対処方法、など、もっと現実に則したものだった。
もっと事例を募集してもよかったくらい、出席者のほうがいっぱい抱えていた。
結果は求めないけれど、もう少し、皆が満足いく、そして地域に啓発できるものに
なっていけばい。机上だけで終わらないように。

さて今日はレビー介護家族へブログの紹介。
何年も前からアメリカのDLB家族会のHPはみていたが、これを訳してくださって
いる方いらっしゃった。
ぜひ読んでもらいたい。

lewybodyの日記


またこころあたたまる、介護士のブログ。
涙出ちゃいます。

カイゴノショクニン



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by ygracia | 2009-06-18 13:22 | 今日のお話 | Comments(0)

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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