正しい漢方の知識

先日ひさしぶりで、scallopsさんにお会いしてほんのちょっとだけれど、
漢方のことを話した。
みんなにも聞いてもらいたかったのだけど、お話がそれぞれ盛り上がってたので、聞いてたのは
私だけ?

レビー小体型認知症には周辺症状を押さえるために、抑肝散が
使われることも多い。
幻視がある、眠らない、というと結構すぐに処方される。
もちろん、漢方を扱わない医師もいるから、家族から言って出してもらう事も
あるだろう。

父の場合は、2006年だったと思うが、ねこみみさんから抑肝散情報をもらって、
すぐに主治医にそのコピーを見せたら、ほかでも使っているとのことで、父にも
すぐに処方してもらった。
父はもうそのときはベッド上の生活だったのだが、夜眠らないし、なんとなく
興奮気味だったので、抑肝散を試してみようとおもった、のかもしれない、
なにせ、記憶が定かじゃないので、あとでブログをチェックてみなくちゃ。

この抑肝散は、子どもの疳の虫に昔から良く使われていたようだ。
あとは女性なら更年期障害など。
しかし、一般的に漢方の正しい知識はあまり持っていない人が多いのが現実で、
漢方は副作用がないとか、すぐには効果がでないとか、ときどき間違った
知識のほうが流通している。
ところが漢方は
「漢方では病気をみるのではなく、そのひとの今の体調や、もともとの体質、
なぜそうなったかの病因などを総合的に分析して判断する、これを証という」
わけなので、
漢方を取り入れるときは、かならず、知識のある方にいちおう
尋ねるべきだと私は思っている。

悪い状態から、中庸といって、まんなかのバランスを保つところに
持ってくるように仕向けるのが漢方治療である。

また飲み方、飲む時間帯もきちんと把握するべきだ。
「湯」がつくものはできるだけお湯で溶いて飲むとか、「散」なら
そのままでもだいじょうぶとか、生薬の煎じ方とか
最低限知らなければならないこともある。

抑肝散、ひとつにしても、肝と腎、その他の状態を見なくては、はたしてその人に
あっているかどうかも分からないことも知らなくちゃいけない。

レビーで眠らない父に、最初はツムラ抑肝散54番が一日3包出された。
そうしたら、すぐに効果がでて、とても穏やかになり、眠るようになった。
数日で、こんどは寝てばかり。
で、2包に減らし、徐々に、寝る前の1包になった。
当時の私はまったく漢方の知識はなかったから、ただ飲ませただけ。
でも効いているのははっきりわかった。
父の幻視も消えていた。

かなうなら徘徊や幻視ピークの時期に試したかった。

現在もお仲間のなかで、漢方を調合してもらって、続けている方もいる。
素人の私がみるかぎり、かなりいいカラダのバランスを、漢方で
取る事ができていると感じている。
だから大きな周辺症状がなく、大きな薬剤過敏が見えてこない。
これもほんとうに人それぞれなので、漢方がいいとは決めつけられないけれど。

昨年、NHKで抑肝散が紹介されて(私は見ていない)、なんでもかんでも
認知症には抑肝散と、勘違いした人も多かったようだ。

正しい知識、ほんの少しでもいれておくと、自分が漢方処方を受けたいときにも
役に立つ。

それから、もうひとつ、介護鬱に陥って、悩んでいる方は、デパスやマイスリーなど飲むよりも、
漢方処方のほうが
ずっとずっと楽で、カラダに優しいと、大きな声で言いたい。
(もちろん医師の診断のもと併用できる)

漢方クリニックは自由診療と保険診療もあるので、お近くで探したり、
クリニックがなかったら、漢方薬局で相談にのってもらうのもいい。

もう一回、正しい漢方の使い方、すこしでも勉強しよう。


抑肝散
 中医学で治すなら・・・遼寧(りょうねい)漢方薬局

おくすり110番

簡単な漢方知識
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私の書き方でおかしいところがあったら、ご指摘お願いします。
私も勉強中で言葉が足りないかもしれないので。



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by ygracia | 2009-06-30 14:00 | 抑肝散


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