在宅介護の現場から

父を在宅介護して。。と言っても同居してて、いつごろから世話をしなくては
ならなくなったのか、はっきり言えない。
寝たきりの状態になってからはよそから見たらそんなに長くはない。

母の方が先に網膜剥離や、手首骨折や、いわゆる看護が必要だった。
それが在宅介護の始まりなのか。
そして認知症と診断されても、レビーの父は、わりあいしっかりしていたから、
それを受け入れることがなかなかできなくて
在宅介護と意識できなかったのかもしれないな。

運動不足や森林浴が足りないかと、なんとかADLを下げないようにと、
夏の朝、早くにタクシーに乗せて、近くの森林公園へ出かけたこともあった。
木々の緑も気持ちよく、都会の真ん中だけど空気もすんでいて、さわさわと
いう心地よい音に囲まれて、父もベンチで深呼吸していた。
連れて来て良かったとおもったのはその瞬間だけで。。。
帰りは歩けなくなった父。
父自身がくやしがっていた。
なんとかだましだまし歩いてもらって、タクシーをつかまえた私がふりかえると
電柱にしっかりだきついている父の泣きそうな顔が。。いまでも忘れられない。

在宅介護が始まった時、私は何にも想像していなかったし、知らない事ばかりだった。

自分なりに考えて、お手伝いしてくださる方々のやり方を参考に、父らしくすごせることを
第一に考えて、なんとか続けていた。

終末期は自分との闘いだったと思う。
父は生きていて、命があり、それをしっかり胸に抱え込んで、ふんばった。
ADLもQOLも関係ない、まるごと命と、父の意思だけが存在した日々。

ひとそれぞれの在宅介護。

知らなくてもいいのかもしれないけれど、知ることで辛さがすこしやわらぐのも
事実だから、在宅介護のいろんな情報、見てほしい、考えてほしい。

在宅介護の現場から
医師の目からのブログ。

在宅介護でかならずぶつかる、「誤嚥性肺炎」のことなど、知っててほしい。

グループ医療への道




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by ygracia | 2009-07-02 19:46 | 介護に思う


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