アスタ マニャーナ、また明日! gracia.exblog.jp

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

言い分

病院っていうのはどこもこうなんだろうか。
言い分_b0055939_2224619.jpg


今日は新しい先生(呼吸器内科)に母が見てもらうというので
早く病院にいったら、間に合って、同行することができた。
先生は血糖値の偏移を書いたボードをみているだけで、母に
いつから糖尿かとか、いつ入院したかとか、インシュリン打ってるかとか
聞いてきた。
カルテ読んでないの?
母は答えられるはずもなく、私が話したが、
こっちは糖尿のことは十二分に承知しているのに、
血糖値が高いのは本人のせいみたいなこと言われた。
運動量がたりないとか、
あったりまえだろ、骨折、脳梗塞で入院してんだ!
と、言葉が過ぎたがこのくらい、怒りがこみあげた!

良かったのはご自分がこれから先見る気はないらしく、
また外来の主治医に戻されることはまちがいないので
安心した。
でもなんで呼吸器の先生が糖尿の専門?
ちょっとわからなかったんで、あとで聞こう。

でも、問答ができない入院患者の診察ってどうするんだろう。
だって、母なんか記憶が混乱してるし、絶対違うことしゃべるだろうし。
ほんと行っててよかった。

診察が終わってもいつまでもお迎えは来ない。
業をにやして、どうなってるというと、今きますって。
それでもこないから私が病室までつれていってもいいかというと
確認しますという。
そこでやっとお迎えが来た。
風邪やなんやらの人がいっぱいの外来でパジャマでずっと待つわけだ。
病院支給の薄いパジャマでお年寄りが疲れた様子で寒そうにまっている。
もっとヘルパー増やしなさい!

母が午後レントゲン検査があるというので、もう午後までいることにした。
トイレに行くというので、車椅子でつれていったが、どうにももちあげられず、
看護師さんを呼ぶ。
母の担当の若い方。小さくて細いのに、エイやと母を持ち上げた。

ベットに寝るというので今度は私が看護師さんのやり方で
私に抱きつかせてエイやと移動させた。
成功。
私も介護ヘルパーの受講したいけど家をはなれられないし、
無理だな~

お弁当を買って、病室に戻ると、もう母は昼食を取っていた。
看護師さんがやってきた。
「午後はレントゲンですか?」と聞くと。
「朝一番でやりましたよ」
「え~~」

母はけろっとしている。
急に一人残してきた父が心配になり、帰ってきた。

父はきょうは、朝から好調で、7時に起きれなかった私に怒っていたが
お昼もきちんと自分で食べていてくれた。

私は家にもどると、さっきの母を移動させたときの疲れ?がでたのか
どっと気が抜けて、爆睡。
そんなわけで父はおやつなし。

夜は軽い運動と西式体操をさせて、げらげら笑わせて寝かせた。
毎晩笑ってもらうことに決めた。
笑わないときはくすぐることにした。

ちょっとづつ、筋肉を戻したい。
じょうぶでスタスタ歩いていた父の姿に少しでも戻したい。

フリフリ体操、モーツァルトの準備もできた。
明日はデイでいないから、あさってから試していこう。

フレーフレーおとうさん、
フレーフレーわたし!
by ygracia | 2004-11-24 22:25 | 今日のお話