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老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
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介護と家族と施設と、そしてまた家族

またまた眠れない私。
これって睡眠障害にあたるのか、先生に言わせたら、完璧な睡眠障害なんだろうと
思うけれど、決まった睡眠時間は取れてるので、自分で時間をずらして行かなくちゃならないだけ。
と、頑固な私なので。。治らない。
でも12時までに寝ないと、命無駄に食いつぶしていることは確か。

今日も一日、吹っ飛んで歩いていて(現実重くて飛べないけど)夫様の御機嫌少々悪し。

午後は韓国ドラマのDVDをまとめてお借りしているお友達(年上です)と
落ち合う。
韓国語の話から、韓国ドラマの話になって、なんでドラマを見るようになったかと
話して、行き着く先は「介護」。
この方すでにご親族6名見送られて、現在ご主人とお兄様の御世話中。
どこにも出られない鬱憤を貯めていたところ、お嫁さんから韓国ドラマを
勧められたそうな。

泣いて笑って、我を忘れ、遥か遠くの昔の恋を切なく思い出し、このごろ忘れた家族の重みを
またまた引っぱりだされたり、喜怒哀楽満載の韓国ドラマは、ストレス発散になるのだ〜〜

このお友達は認知症の介護経験はなくて、どうなるの、ってとっても興味を持って
私の話を聞いてくれた。
まぁ〜〜って。

でまたまたドラマをいっぱい借りて、抹茶フラペチーノをおいしいねって飲んでお別れ。

それから空の上の図書館でお勉強。
そとは美しい夜景。

今日もイギリス青年の隣り。
今日も彼は電話中。よくしゃべるね〜〜って言ってやりたかったけど、
英語を子守唄に、うとうとしてしまった私だった。

今日の本題。
施設の方針をみんなどういうふうに受け入れて行くのか、すごく知りたいと思った。


私が父を世話していたころ、今のように施設についてはほとんど知識はなかった。

私が考えたいたのは、有料老人ホームというのは、食事付き老人住居で、きれいで、
お金のかかるところ、自分で探す終の住処。
特別擁護老人ホームは、家で世話できなくなった寝たきりの
老人が行くとか。
老人保健施設は、骨折や病気などで、回復期のお年寄りが
行く所とか、恥ずかしいけれど、「認知症」ということばは頭の中に全くなかった。

それが父母ふたり介護が行き詰まって、どこかに頼らないとどうにもならなくなった
ときに、初めて認知症でも受け入れてくれるとわかった次第。
ちょっと赤面だけど。

ところが、その頃、自分が父母にとって一番優秀な介護者だと信じきっている私は、
施設を信用することができない、と気がついた。
それで私がしたことは、とにかく体当たり。
なんでもかんでも体当たり。疑問なことはどんどん聞く。
聞きにくいと感じるときは先にケアマネに聞く。
でも施設に直接聞く。
だから、あきれられたのはまちがいなかった。
それでも必死だったから、あきらめなかった。
子どもの「なんで、なんで、なんで〜〜」と同じだった。

すると不思議なことに施設も人で成り立っているから人もこころを開いてくれる。

しかし、こころを開く余裕のない人で成り立っている施設も存在したのも確か。
そこはスルーしてきた。

例えば、今、目の前で、
少しサポートしてくれたら、食事も完食できるのに、自立、自立と主張し、介助をしない施設との
間で痩せて行く親を見ながら、だまっている家族、
余計なこと言って、追い出されたら困るからとだまっている家族、
私はやっぱりだまっていられない。

とことん話あってもいいと思う。
追い出されてもいいと思う。
施設の方針が結果的にあっているかもしれないけど、それでも話し合ってみる。
いざとなったら、連れ帰って、
寝るとこないなら、自分の寝るとこに親を寝かして、寝顔見ればいいと思う。
闘え、家族! なんて。。。

とはいっても、介護の形はそれぞれ。
どうにもならないことっていうのもあるのだ。


家族がいなくて、介護が必要な高齢者もどんどん増えている。
家族代わりのケアマネさんももっともっと重要な立場になる。
いろんな形があるのは事実。

明日はやっと母のお顔を拝みにいける。
怒ってるだろうな。
ブログで気炎を上げても、母には申し訳ないの言葉ばかりになってしまう、情けない。


ブログ紹介
施設の形も伝わってきます。

七掛人生 PD&DLBと癌



ペットショップのハムちゃん、立ったまま眠ってます♪
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by ygracia | 2009-07-11 03:05 | 今日のお話