気になることば

母の帰宅数日間で、腰に負担がかかった。
腰から肩、頭痛へと、ひさしぶりに、痛みに苦しんでしまった。
おまけに風邪?
インフルエンザではないと思うけれど、なんだかだるくて、微熱も続いた。
母のお世話に張り切ったら、ガクっときちゃって、情けない気持ちでいっぱいになってしまった。。

母のホームであたらしい施設長と懇談会があった。
すこし遅れて入ったので、ご挨拶を聞き損ねてしまったが、
前施設長から、経歴等伺っていたので、良かった。

事故報告、クレームなど、かなり詳しく発表されて、質疑応答では家族の疑問も
吹き出した。
前期より、数段に増えた事故の原因は何なのか?
時間帯が、職員が特に忙しい時間に集中していたり、原因となるものが
ちらちら見え隠れする。
ただ、職員全体でのカンファレンスというのはしていなくて(無理があるとのこと)
各フロアでの申し送りのときに、主任から報告と注意があるのみらしい。
しかし、うちのホームはまだ恵まれた人員体制だし、改善は早いから
文句も言いたくはない。
希望するのは、しっかり反省して、またすこし緊張してお仕事してもらいたいということ。

また部屋のドアの問題も吹き出し、その話から、家族も盛り上がり、
いつも1時間弱で終わる会が2時間強になった。
うちのホームは借り上げの建物なので、ドアが普通ドア、おまけに重い。
私のとなりにいらした、入居者代表のおふたりが、しっかりドアの重さや、
不便さをお話ししているのに、遠い席の施設長がキャッチできていなくて、
かわりに知らせた。
重いから、あけっぱなしにすると、ホールの話し声でうるさくなるから、
こんどは閉めっぱなしにする。
重いので、トイレにいくたびに辛い。
あけっぱなしだと、ほかの人が入って来るなど、など。
利用者としていちばんはっきりした意見なのだから、しっかり聞いてもらいたい。

ま、引き戸にするには、お金がかかり、変えるとしてもどうするか、これから検討するらしい。
とにかくケガにつながらないようにしてもらいたい。

今回、最初から最後まで気になって、不快だったことば。
新施設長が使う『お客様』ということばだ。

たしかにお客様ではあるけれど、ホームは家族にとったら、別宅だ。
母や、父や、祖父母や家族のすむ別宅なんだ。

だから『お客様』なんて言ってほしくない!

入居者様で、いいじゃないの。

のど元まで出かかった言葉は飲みこんだ。
ちっちゃなことにこだわってるの、私だけかもって思っちゃったから。。

そういうふうにひっかかるのも、母を「姥捨てしてる」ってどこかでひっかかってる
自分が、ホームも我が家の一部だと思いたいって思ってるのかもと。。。

ホームの平均年齢86.1才。

快適に寂しくなく過ごしてくれたら嬉しい。

ホールでおばあちゃんふたりの前にすわったおじいちゃん、
何やら、楽しげにお話ししている。

「へ〜〜話せるの? イタリア語?」
「え==」
「Io parlo italiano」
「すごいわね〜〜」

ひぇ〜〜〜
わたしのほうが感動しちゃった。
得意げなおじいさん。
スペイン語で話しかけたらびっくりするかなとやめておいた。
でもすばらしい。
その人のいろんな人生、包み込んでホームは今日も一日過ぎてゆく。



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by ygracia | 2009-10-07 12:10 | 今日のお話


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