私のパニック

母、元気で帰宅したものの、最初から「てっちゃん」

迎えに行ったときから、「姉が迎えに来たの?」と介護士に尋ねていた。

ケアプランもチェックして主任とお話。
思った事はこういう面談って何回もあったほうがほんとうは良いんだよね。
誤解の部分も理解できるし、ホーム生活の現状も理解できるし。
ケアプランの見直しのときだけじゃなくて。
もちろん面談希望すればいつでもできるけど。

母は以前よりも動かなくなった。
土曜日の体操も参加できるわけなく、週3日の機能訓練も
母の機嫌次第。
それでも「固くなったら娘さんのとこに行かれない」と言う言葉に
つられて数回は足を曲げるらしい。

結局、今の母には苦痛のない生活が大事なのだ。
固くなって来るカラダを本来なら、私が毎日行って、マッサージすればいいんだけど。。。

帰宅時は車にもうまく乗せることができた。
座席にすべらせるためのビニールを敷き、その上にひっぱるための
バスタオルをおいて、2度の動きでスムーズに
母を正面に座らせる事が出来た。
座席に置く、回転シートもあるんだけど、母には無効。
ただ、これも車いすからうまく座席にのっかってくれたからうまくいっただけで。。。。

おそらく次回からは完全に介護タクシーになるだろう。

家に着いた母はあまり感動はない。
なぜかわからないけど。
猫には反応するので、抱っこさせる。
すると顔をくっつけ喜んでる。

食事も気に入らなかったようで、あんまり嬉しそうじゃない。

今日は寝ている所を起こして病院の診察に連れて行った。
ちょうど小雨が降り出し(母は完全に雨おんな)ビニールポンチョで
母を包んで、でもカサももたせたら。。。。

途中で寝てしまった母、カサを離したもんだから、風でカサが舞い上がり、
私はそれを掴もうとした瞬間、ほんの一瞬だったけど車いすの取手を
離しちゃった。。
でも瞬間でカサを掴み母の車いすを止めた。
足の悪いのも腰の悪いのもぜ〜〜んぶ忘れて。。。

向かいから歩いて来た女性が、「大変ね、気をつけてね」と声をかけてきた。

心臓ぱくぱく。

病院につきエレベーターを降りて後ろを振り返ると、母の靴が片方。。。落ちてる。。。
ドアがしまる瞬間、ガッとカラダを挟み、片足で母の車いすを支え、その靴を拾った。。

すごーい運動。。。

だんだん疲れて来たので娘にお迎えの応援頼む。
来てくれて母のそばに立っててくれるだけで、こちらはちょっと安心する。

車いす通院の難しさ、先回から感じているのだけど、今日も感じてしまった。
母は待つ事もむずかしい。

ただ、血液検査のところでは今日は大きな声で自分の名前を言っていた。
この前は旧姓だった。。

雨は小降りになっていて、帰宅して、ベッドに移乗させようと。。。したときに、
ベッドから母のおしりが滑り落ちた。
母が私にしっかりしがみつかないで、途中で手の力を抜いたせいだ。

私は必死で母をささえ、しかたないので、再度車いすのほうへ回そうとした。
しかし、タイミングはもう悪く、母は脱力、
全体重(42キロ)が私にかかってきた。
とにかくドスンと落としたら骨折だし、足の絡み具合が母を支えている
私から見えないし、必死で、娘を呼んだ。
でも聞こえなかったらしくなかなか来ないので、コッチも必死で呼んだ〜
母も大騒ぎ、痛い痛い。。。

ああ〜〜折れたと思った。

どうにもならないので、母に足をのばしてと叫びながら、ゆっくりと床におろして
ころがした。
母は痛いと繰り返すので、どこが、というと腰のあたりをさす。

床の母を見下ろしながら、頭の中真っ白の私、どうしよう。。。。
娘も腰が悪いので、余計な力を出せない。
夫を呼んで、どうしよう、と3人で。。

で、娘が腰の下にシーツをいれて、両はじを持ち、夫が上半身を、、と言い出した。
そうか、そうだった。

ベッドを最低の高さ(25cm)にして、せ〜ので母をベッドにあげた。。。。

幸い、いまのところ、どこも痛くないらしいので、骨折はしてないかも。。。
まだ分からんけど。

この出来事のなか、私は、この先の在宅介護への不安が
大きくひろがってきて、「あ〜〜どうしよう」と思ってしまった。

でもあとから考えたら、在宅になれば、ヘルパーステーションに助けを求めてもいいし、
なんとかなるべさと、またすぐ、あっけらかんとなったけど。。

しかし、ひさしぶりのパニックにどっと疲れが出てしまった。
母はまだ滞在中だというのに。

でも母が生きてるから文句も言えるし、おふくろさんがいるのはいいことだよ
という夫。
たしかにそうだ、ガンを抱えてても、私の名前を忘れてても、喧嘩しても、
生きてるからできるんだもの。

でもね、なんか小憎らしいというか、
「娘の名前忘れちゃだめじゃない」と言ったら、
「なにさ!」と言われた。
主張は強いし、かわいくないし。。
といいつつも、母らしいと言えば母らしい。
生きていてくれるから、文句も言える、ほんとに。
by ygracia | 2011-05-18 01:41 | 母の記録


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