生きる

7月7日に幼なじみが亡くなった。
膵臓ガンからの転移だったと同級生からの説明だった。

彼女とは幼稚園時代に知り合って、小学校が一緒で、ひとりっこ同士で
気があったのか、ずっと仲良しだった。
でも性格は彼女が勝ち気で、わたしがおっとり。
いつも守ってくれて、またおしゃまなことを教えてくれるのも
いつも彼女だった。

中学では地域が違うので別になり、彼女はセーラー服。
わたしはイートン風の制服になり、たまに区の催し物で
代表同士で出会ったりした。

高校に入ったら、また一緒。
きゃ〜〜〜と嬉しかったのだけど、男子との成績闘いをしているうちに
私も彼女もそれぞれの仲間と付き合うようになり、遊ぶことも減った。
ところが、高3でまた一緒のクラス。

大学進学後は親同士のたまの近況報告で、彼女の様子を
知るくらいだった。私も忙しかった。

それが何十年かたち、私が東京に戻ってきたら、たまに出くわす事があった。
大学病院で、お母さんを連れて。
電車を降りたら、乗ろうとしてきたのが彼女。
郵便局で、ばったり。
道路でばったり。

膵臓ガンだったのよ、って言われたのはいつだったろう。

クラス会に参加できないことがあり、そのとき彼女から手紙をもらった。
両親を介護してきた彼女、私といっぱい話せばよかったと、
そうすべきだったと書いてあった。。。

その手紙に私は返事を書かなかった。
だって、また会っていっぱいおしゃべりしようと思ってたから。。

出くわすたびに、彼女の一声はいつもいつも
「ゆみちゃん!!」

小さいときから呼ばれていた懐かしい声、それだけがずっとずっと
こころのなかに響いている。


今週、夫の仕事仲間だった方が亡くなった。

年初めに会ったときは元気だったそうだ。

膵臓ガンだった。

ガン患者の夫がお別れに行く。


今日は母のホームで施設長と話をしてきた。
看取りの話。
自然にお別れする話。

私も人生4回目の「できもの」問題の真っただ中。
いつものようになんでもなければ一番だけど。

それでも生きる。



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by ygracia | 2011-08-19 00:00 | 気まぐれなお話 | Comments(0)

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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