河野先生の空爆

日本認知症ケア学会での河野和彦先生の講演、大成功だったとのこと。
応援に行けなかったことは残念だけど、なぜか安堵した。

ひとりの医師が医師生命かけて、レビー本人とレビー家族を
支えて来た事、これは神様が与えた使命なんだと思った。

私が河野先生の名前を知ったのはまだ父がレビーと診断されていなくて
グラマリールのひどい副作用に驚かされたころだったから
ずいぶん前になる。
そのころからもうすでに先生はレビー治療を発信していた。

人はいろいろな人がいて、相性もあれば、人生のいろんな側面での
接点で、嫌いになったり、憎んだり、好きになったり、生涯の友に
なったり、いろんなことが起きる。

人づてに聞いた事で、今の放射能の風評問題のように広がって
胡散臭い人だと思われる事だってある。

でもそういうことを超えて医師として、身体なげうって診療している
ことは誰にも責める事は出来ないはずだ。

それなのに、医師や学会の世界ってどうなんだ、っていいたくなる。

意見が違って当たり前で、研究結果が異なって当たり前なら、
なぜそこを論議して、患者と家族のために良い方向を摸索してくれないんだろうか。

レビー小体型認知症研究会があるなら、そこからどうして、治療への
明るい報告が生まれてこないんだろうか。

厚生労働省の委員会ではどんなことが話されているんだろうか。

ひとつの医療方法に偏る必要はないけれど、せめて、レビーの患者を
苦しめ、殺すようなことになる治療だけは、もうやめてほしい。

父が亡くなってもう5年。
レビーが早期発見されるようになったのに、あちこちで苦しむ患者の数は
減らない。
混乱し、あきらめる家族の数は増える一方だ。

将来、レビー小体型認知症が治せる時代が来ると信じて、
とにかく、今苦しんでいる患者と家族をみんなで支えてほしい。

日本認知症ケア学会に参加し、河野先生の講演を聞いた
1000人以上の人々の心に
きっと大きな希望が生まれたと信じたい。

レビーを知らなかった人々も今からぜひ勉強してもらいたい。

今、レビーの治療に興味のある医師たちで、ぜひ討論会や
研究会を開いていってほしい。
体制や派閥等に負けないで欲しい。

河野先生、お疲れさまでした。
まだまだ続きます、がんばってください。

私は明日は空の上から日本をながめてくる。
by ygracia | 2011-09-26 23:37 | 気まぐれなお話


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