きりたんぽ

母のルーツは秋田。
場所は話には聞いたことがあったけど、忘れてしまった。
庄内のどこか。。
両親が北海道に移住して、それから母は生まれた。

私がこどものころ、母が良くきりたんぽを作ってくれた。
炊いた熱々のご飯をすりこぎで、トントン。。
あの湯気を思い出す。

「きりたんぽよ、お母さん、良く作ってくれたね〜」
と熱々のきりたんぽと、比内鳥のスープを口に入れた。

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このごろ、言葉を発しない母、
「おいしい?」と聞くと、うんとうなづいた。

まいたけも、なんでも良く食べてくれた。

食事は一日に2回。
しっかり食べられる日と、エンシュア頼みの日。。
だけど、あんぱんだけは食べられる。

娘が買って来た黒ごまあんのあんぱん。
母は、ひとくち噛んで、嫌な顔をした。
その後、私がよそ見してたら、猫のらんらんにあげてた。
らんらん、なんだかわからないけど、鼻に押し付けられるので
しかたなく舐めてた。
つぶあんのあんぱんに替えて、母、一個完食。

痛みが出てくるときも、いつもそばにはらんらんがいる。

治まるとらんらんをなでて、落ち着く母。

介護士らんらん活躍中。

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怒濤の日々は消え去り、静かなる闘いの日々が始まった。
by ygracia | 2011-12-05 11:58 | 母の記録


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