人、ひと、ヒト。。。

在宅認知症ケア連絡会に参加してきた。
大勢の人が集まり、それぞれの役割を果たし、問題提起されたことを
それぞれが受け止め、考え、認知症に関連しながら、考えていく。

準備段階では、なぜかしっくり来なかったし、家族として参加するのか、
個人として参加するのか、私にはレビーがくっついてくるので、
個人とも言い切れず、、プロの中にいて良いのかどうか、
存在意義が見つからないと感じていた。

集まった人々は、様々な職業、積極的に参加しているわけではない人も
少なからずいる。
それでもグループディスカッションでは、かなり積極的な意見を
話している。
目を真っ赤にして、時間を作ってやってきた施設の人。

「他の人たちが、どういう風に考えるのか知りたかった、そういういろいろな
意見を聞いて、また施設に帰り、仲間に伝えて、より良い環境とやり方を
考えたい」

なんだか涙がでそうになっちゃった。

認知症のヒトに取り囲まれた世界で生きている若い人たち。。

またold世代のケアマネさんはやはり、経験から物事を話すので、
話し合いというより事例報告になってしまう、、だけど、
これが、また他の職種の人には新鮮であり、おどろきなわけだ。
かならずしも経験から物話すなと止めなくたっていい。
ただし、司会者は気配り必要だけど。

机上の空論というか、ほとんどの人があんまり理解してないというか、
それぞれの受け止め方があいまいな、
ぴんとはこないパーソンセンタードケア。

ただ、みんながヒトとして、できること、みんながヒトとしてしちゃいけないこと、
それだけは、夕べ集まったひとたちは、それぞれに思い、
たった2時間でも、「人」について考えたっていうのは、すごいなあと思った。

人はひと、とヒトと、、つながってみんな生きてるわけか。。

30才に「認知症」ってどうなるんですか?って聞かれて。。。

60代のふたりが、「あれっ?」っていうことがある日突然あらわれて、、
それがすこしづつ増えていって、不安と動揺の波がやってくる。。。
と経験から、話したんだけど。。。

認知症だからと差別するな、人間としての,,尊厳、、、うんぬん
っていうのが、そのとおりだ、って意見がちらちらして、
みんなわかったような顔してたけど、

精神だけじゃだめなんだ。

医療の力も必要、介護の力も必要、家族や支える周囲の愛情も必要。社会の支援も必要。

目の前で便に汚れるひとを見て、すぐに対処できますか?

机上ではなくて、空論ではなくて

「介護」の仕事に、福祉の仕事に就けて、ほんとうに良かった、と
素直に言える、若い人に感動した一夜だった。

まあね、一夜考えても、また次の日から、ふつうに
いつもの自分になるのか、億単位の細胞の一個ぐらいは
変化したのか、、それはわからない。

どんなことでもどんな場面でも人が交差しあいながら生きてるわけで、
どこかでつながって、また、切れて、また別につながって、、、

あ〜〜頭の中がシナプス。。。。

認知症、みんなで生きれば恐くない。。。

かなあ。。。う〜〜ん。

やさしく生きたい、温かく生きたい、私にできるなら。


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by ygracia | 2012-04-13 00:14 | 気まぐれなお話 | Comments(0)

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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