いつも

父を連れて、くるみクリニックへ。
朝はボーっとしていて、洋服の着方もわからなくて
朝食のあと1時間もそのまま座っていた父。

出かけるのでコートを着た瞬間から復活。
めがねをかけ、顔つきも元気な父。
タクシーをおりてさっさと、病院のほうへ歩いていく。
先生のお顔をみてますます元気。

「奥様の治療もしますからね、がんばって、たいへんだけど」
という先生あのことばによろしくと相好をくずす父。

帰り際、「ほんとにいい先生だね」と父。

コンビニで昼のお弁当とおやつを選ぶ。
楽しそうな父。
平和だ。


しかし家にもどると、べそをかく母。
トイレコール再開だ。

母は父が痴呆症のままで何もわからないのだと思い込んでいる。
だから母は父に命令口調でいろいろ指示する。
「早くドアをあけて、てっちゃんを呼びなさい」
「そこそこ、あけなさいって」間仕切りをあけろと騒ぐ。
「早くひでこ呼んで、呼んだの、手をたたきなさい」
父もだんだんなれてきて、ドアのあたりでいないはずのひでこをよび、
さっとソファに戻る。

夕方からのトイレコールが激しくなり、私も堪忍袋の緒が切れる。
股関節の骨もぎしぎしと動いていると思うと、悲しくなる。
折れてもいいからトイレにつれていくべきか、いやだというパッドにさせるか。
そこうしているうちにほとんどパッドにしているんだけど。
ポータブルをおくと自分で降りてしまうし、練習だといって10分ごとに
座ってしまう。
だから置けない。
トイレにつれていき、しっかりトイレをしたと自覚させないと、
もっとトイレコールがひどくなる。

母の脳の回路がいいときは、いろいろ話をすると、わるいね、なにも覚えてなくて。
という。
だけどあっというまにまた別人。
それをわかるのは家族だけだ。

今日はヘルパーさんにシャワーをしてもらい、気分よく眠ったあと、
そしてヘルパーさんが帰った2分後。
コール。
昨日切った前髪が下がって、目に入るとおおさわぎ。
めをさましたら、前髪があったのでパニックになったらしい。
また前髪をきって短くしたらおとなしくなった。

そして30分ごとのトイレコール。

きょうは、サッカーだ。
息子もはやく帰るし、ご馳走つくりたいのに、
私は泥のように疲れている・・・・
by ygracia | 2005-02-09 18:46 | 今日のお話


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