やっぱり

昨日の奇跡はやっぱり続かなかった。

今日は昨日以上に最悪な日。
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朝、てっちゃんコールに負けて部屋へ行くと、
父がアクロバットか、シルクデソレイユかというような、
とんでもない姿で寝ていた。
ベットから垂れ下がった毛布を左手でしっかり握り、
足は床につき、体は毛布のなかに横たえ、
毛布がハンモックのようになっていて、そのなかに
父がいる、体にはなぜか、枕をかけている。
部屋のドアをあけたので風が床をはい、父にかかると
「寒いよ、寒いよ」

母をトイレにつれていかないとうるさいので
父はそのままハンモック状態でいてもらった。

部屋の中は汚れたパジャマが散乱、干してあった、
洗濯物も着たらしく、さらに汚れてしまい、
母のセーターまでびしょびしょだった。

母はそれを見ても何の反応もない。
朝ごはんに夢中だ。

父を寝させなおして、洗濯して、父がおきてきて、
着替え、朝ごはん、などなど。
母トイレ3回。

あっというまに昼になり、昼ごはんで、トイレで。
あっとうまに2時で。
今日の母はうとうとするたびに、トイレトイレとさわぎ、
とんでもない回数になった。
夕方、もうでないから行かなくてもいい、でるでると
さわいでると、見かねた夫が母を叱りに来た。
ところが、話しているうちに知らん顔。

結局トイレのことは忘れてしまい、
いい加減パッドにでているので、トイレにつれていっても
何もでない。
もう、呼んでも来なくていいといいながら
しっかり、てっちゃんコールをし続けている。

ゆみこはまた消えた。

父は私たちとおしゃべりがしたいらしい。
でも心の余裕がなくて私はできない。
昨日は夫がデイに行く父の肩をだき、
「おかあさん、うるさくてお父さんもたいへんだ、男はいつでもたいへんだよね」
と言ったら、笑った。
おとといも、父が突然、2階に来て、夫に
「意見を聞きたい」
と話に来た。
なんやらわけのわからない話に夫がうまくあわせてくれた。
父も楽しそうだった。

気持ちの余裕があれば、たのしい介護ができるのに・・
by ygracia | 2005-02-18 22:07 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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