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老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
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困難

母に車椅子をあづけて、ためしたところ、いい顔してるので
「つかれない?」と聞くと
「ぜんぜん~」

しばらく、聞き耳をたててみた。
ひそひそ声がする。

母は父に車椅子をおさせていた。
なかなかの知恵者だったわけ。

父はそのおかげで背中の痛みがひどくなった。

翌日は父はデイへ。
母に車椅子をあづけたら、10分おきにトイレへ。
行ったと思ったらベットにもどるやいなや、またトイレへ。
行ったことを忘れるのだ。
尿意と実際の尿のたまり具合とちがうので
行ってもでない。
パッドはぬれて重たくなっていた。

そんなわけで母の車椅子生活も2日でおわり。
おかげで、トイレ周辺の壁は車椅子で削られ、傷がいっぱい残った。

母になんとなく聞いてみた。
「前も上手に車椅子乗ってたけど覚えてる?」
「へ~車椅子ははじめてだよ」

そしてまたてっちゃんコールと私の顔をみるとトイレコールに
悩まされることになった。

夜は私がもう起きる力がないのでパッドをいっぱい、
ダブルパンツにしているが、それでも尿量がおおくて
防水シーツもパジャマもびっしょり。

父も同じ。
オムツにしてもひきちぎってしまうのでダブルパンツ、
それでも横漏れで、おまけに防水シーツをみるとかならず、
はがしてしまうので、ベットシーツのしたにひいている、
だから用をなさなくて毎朝シーツ交換となり、
朝から、父母膨大な量の洗濯物となる。

自分の洗濯もするひまもなく、着るものなくておおあわての私。

日曜の朝、ゆっくり寝ていられた日が懐かしい・・・
by ygracia | 2005-04-17 07:15 | 今日のお話