第1歩

人間の心というのは不思議なもので、つい1ヶ月まえには、もういやだ
もうできないと母を施設にいれてもらおうと考え、父はGHのほうが
幸せなのではとかいろいろ思って、とにかく母を、と老健に必要な
書類をそろえるために、母をひっぱりまわし、レントゲンやら心電図やら
取り、先生がたに書類を書いてもらった。
すべて終えると、面接までの日々がはじまり、こんどは毎日葛藤だ。
別に老健にいかせなくてもいいのではないかとか、ヘルパーさんもいるし
どうにかなるんじゃないかとか・・・・

そして迷いも振り払えぬまま、今日は面接だった。
清潔感溢れる明るい建物。
なかの見学はなかったけど、ひととおりの質問に答え、
なんだかプッシュする気力もなく帰ってきた。
ケアマネさんに8月にショートステイで慣れてもらい、9月入所と言われたと電話。
もっとはやくなると思っていたが規則どおりだったのでケアマネさんも
もう一度プッシュしてみると言う。

私のまえに面接していた方も疲れていた。
なんか、質問されてもなんと答えて言いかわからなくなるのだ。
ただわかるのは、介護に追われて疲れ果てているということ。
私とおなじように、呆然として帰っていった。

あれこれ訴えても、書類上での判断だという。
また認知症棟にはいるか一般棟にはいるかでだいぶ違うらしい。
母はまだ一般にあたるらしく、そうすると空がない。
最近は認知症と診断されたとして認知症棟にはいっても
そんなにひどくはなくて一般にうつる人が多いのだそうだ。

9月までがんばってくださいと言われて、帰ってきた・・・・・

なんにもする気がなくなり、娘に父母のお弁当を買ってきてもらった。
カロリーオーバーのお弁当にふたりとも舌づつみを打っていた・・・
by ygracia | 2005-06-02 21:29 | 今日のお話


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