始まり

母の血糖値がどんどん上がっていくので心配で
先生に尋ねた。
家族の対応はかわっていないのなら、「何かたべた?」
と先生が母に尋ねる。「・・・・」無反応。
結局、インシュリンを増やす必要性もないし、そのほかの
検査では異常もでてないので様子見となった。
血糖値と脳梗塞も関係しているというし、ほんとはちょっと心配。

食事改善と運動をすこし増やすことにする。

ある日、ヘルパーさんが引き上げたあと、冷蔵庫にいれたはずの
食パンの袋がそとにおちていた。
しっかりきちんと袋をとじてくれていたはずが中途半端。

また別の日、パンが欠けていた。

また別の日、「すみません、ヨーグルトないんですけど」
また別の日、「牛乳は・・」

そしてある日、チーズも。

土曜日はショックだった。
あれとおもったら、母が牛乳を急須のなかにいれてそれを
マグカップに。
牛乳はその辺に[こぼれまくっている。

夕方、しずかだなとのぞくと、車椅子に乗った母がベットにむかってなにかしている。
ベットの上にはジャムの小袋が10個ほどちらばり、
母はジャムの袋にかじりついていた。切れなくてしゃぶっている。

母は自分のしたことはわからない。
なぜ、食べてはいけないのかもわからない。
糖尿の説明をしてもそのときはわかっても2分でわすれている。

そして、もっとショックだったのはお寿司についてくるしょうゆの袋が
冷蔵庫にたまたま残っていて、それにかじりついていたのだ。

かくして、1階の冷蔵庫はものがすべて撤去された。
ヘルパーさんが来る日は私がうえから食料を運んでくることになった。

食事の改善のために病院などにおろしているという
糖尿病食の冷凍を取ってみたら、これがまたおいしかった。。
父は私が作ったと思っていて、「うまいね」と久しぶりで言った。

私が作ると、どうしても調味のところでカロリーがうまく行かなくなる。
この冷凍食を使って、調整することに決めた。

父にはときどき、普通食を食べさせている。
うなぎも好きだしね。

母が、また言う。
「ごはんちょうだい」
by ygracia | 2005-06-27 13:00 | 今日のお話


<< 母の電話 JOLILYさんへ >>