Give upか

母の状態が悪い。
何もしない。
注意すると、「私がするんだからいいでしょ」
つまり、私の勝手でしょ、というわけだ。
トイレにもいかない。
ちょっと車椅子をおすと、あとはやってもらえるものだと
ずっと待っている。
先週まですいすいできた着替えもめんどうがる。
トイレでの立ち上がりも悪い。

私のヒステリーも最高値に達してしまう。
そして自己嫌悪なのだが、母はあんまり覚えていないらしい。
私の顔をみると、すぐ寝たフリをするようになった。
顔も鬼のような顔。
私もきっと鬼のような顔。

父は私がやさしいのでとても元気だ。
会話も成り立つ。
母にどなってしまうので「おとうさん、ごめんね、うるさくて」
というと、うんうんとうなづく。
母の顔をじっと見ている。
何を考えているんだろう。
母はぼけているのは父だと思いこんでいる。
父はなにもわからなくなったのだと思い込んでいるので
会話はできないというか母は聞こえない。

今日は夫とともに、老人ホームの見学に行った。
9月とはだいぶ変わり、内装もすみ、明るくきれいになっていた。
相変わらず入居者は元気で楽しそうだ。
みなさんに挨拶。

A看護長に、夫が挨拶してスタッフがすばらしいと妻がいう、と伝えると、
看護長はとてもうれしそうだった。

いろいろ契約の内容の説明を聞き、夫もじっくり構え、
私もそっちは任せた。
うちの場合は例外のようだ。
好きに使える短期利用というのは設定されていないわけで、
利用権の獲得で、私、もしくは家族になにかあって、
母の世話が不可能になったときは生涯または通常利用に
変更できるのだ。
二度の利用権の支払いは必要ないという。

私の介護生活の協力者がまた増えて、私は気持ちが楽になった。

午後1時半から5時半まで出かけたので娘が父の世話をした。
母はフテ寝をしていたそうだ。トイレにもいかなった。
「おじいちゃん、とってもおもしろかった」と娘の感想。
by ygracia | 2005-11-13 01:50 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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