まぁまぁ復活

介護を人にゆだねると、やはり残念に思うことも起きる。

ふと父の顔の変化に気がついた。
長年のトレードマークだった、長寿まゆ(翁まゆ)がない!
両方にりっぱなのがあったのに、短くきりそろえられている。
たぶん、ヘルパーさんがヒゲソリのときに長いと思って切ってしまったのだろう。
あ~ほんとに悲しい。
私のこだわりと、父の通っていた理髪店の主人のこだわりでいつも
大事にしてたのだ。
ひとこと伝えておくべきだった。
もう伸びるのにかかる時間を待つこともできない。

腰を痛めて、倒れた日、父に食事をさせなくてはならないのに、
動けない。
卒論で気が立っている娘もいやだと言った。
気合をいれてたちあがり、階段をおりた。
気合だ!と叫べば、人間どうにかなるもんだ。

そのまま気合で食事をさせて、床に倒れこむ。

夜中強烈な匂いに目が覚める。
父がう~んとうなっている。
また、気合でたちあがったものの、
立っていることがむずかしい。

父のベットのサイドレールを脇にはさみ、ぶらさがり状態で
おむつを取り替える。
ほっておくと褥創が悪化するのできれいにしなければと
気合だ!とくりかえし、父にも「おとうさん、わたし動けないから
しっかりそっちにつかまってて」というと、
父もうごかないはずの足をよいと持ち上げ横をむいた。

気合でやり終えて、からだななめになったまま(左がいたいので右に傾く)
片付けて、床になだれこむ。

翌日も同じ。気合だ!気合だ!

月曜日、ケアマネに連絡。
どやどやとヘルパーさんから、ケアマネからヘルパーステーションのチーフ
がやってきて、床にみんなすわり、私はねたままで
この先1週間の計画をたてた。
夜、どっと疲れた。

腰のほうは徐々に回復し、というか、父がむせれば吸引しなければ
ならないし、フリーズすればみにいかなければならないので
起きることも多かった。

そして、昼、夜と人がではいりするのも結局疲れた。
父のことをしてもらうのは助かるのに、私は眠ることもできず、
やっぱり疲れてしまう、でもしようがない。
また父の状態がとにかく時間で決められるものじゃないので
ほんと困った。
ヘルパーさんが来ても、ねているし、無理に起こすと
いいことはない。
食事を用意だけしてもらってかえってもらい、
午後、起きたところで私がたべさせる。
それはいいのだが、こんど夕方のヘルパーさんのときには
まだおなかがすいてないのに、食べさせられると、食べきることもできず、
拒否。

かといって、今日がこうだったからと時間を変更すると、
明日は違う。朝から目が覚め、調子がよかったりする。

どうしようもなく、夕方のヘルパーは2日でやめた。

ヘルパーさんもいつもの方たちだが、やはり食べさせ方がむずかしいようだ。
父の飲み込み具合、わかるのは私だけなので、結局、
つめこみすぎるかどうか横でみていなければならない。

結局、腰はなんとかよくなったけど、疲れた。
家族は私が入院になったらどうなるかかなり、不安だったらしい。

ネオドパストンを飲み始めた父の様子は別枠で報告しよう。
by ygracia | 2006-01-26 11:59 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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