父入院中5

父の「胃ろう」の手術は延期になった。
脳梗塞で飲んでいる薬がまだ体内に残っているため
もう少し待ったほうが良いという見解になった。

父はすこぶる元気でなぜかしっかりしている。
わずかにがんばって残っていた前歯の一本が、
くちびるの裏に当たり続けていて深い潰瘍になっていた。
歯ぐきも歯槽膿漏が進んでいた。
それで抜いたほうがいいということになったのだが、
ナースもいるときに私が訪ねると、
「やだ」とはっきり言った。
そのあと、「大久保さんにいくからいい」と自分の歯医者さんの
名前を言った。
もう1年も行ってないのに、覚えている。

夫が私を向かえにきて、さきに父と話をしたら
すごくしっかりしてて、「おおひろし」と喜んだらしい。
父は夫を認めていて大好きなのであうとうれしいらしい。

私はというと、2日間の検査は結構大変でのんびりしようなんて見当違いだった。
ついでに検査で今度は心臓にちょいと異常が見つかり、
そのままホルター心電図をつけられて帰宅。
パソコンと携帯は使ってもいいというので
早速ノートを開いた。

父のところに夕方までいるつもりがやはり疲れてきて
ナースに頼んで帰宅。

また同じ精神科(無呼吸外来も一緒)で数年前のコーラス仲間に出会う。
お母さんが具合悪いのでということだった。
私も。。と伝えたかったが余裕もなく別れた。
いつかまたコーラスもしたいものだ。

帰ってきて、今年も医学部受験に惨敗した息子の顔を
ひさしぶりで見る。
スポーツで鍛えた身体もどこへやら、顔も青白い。
親としてはいろいろ言いたいこともあるけど、
浪人経験者の夫が何も言わないので
とにかく自分でのりこえなきゃならないんだろうなと、
考えた。

私もいっぱい考えることがありすぎてほんといっぱいいっぱい。
それでも人間やってられるのでまだまだふんばれそう・・・
by ygracia | 2006-03-03 17:42 | 今日のお話


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