過労

父の夕食の経管栄養の時間に合わせて、毎日家を出る。

夕方くる家族は多く、皆手になにかしら、オムツやパジャマや
またはお寿司とか持って、エレベーターに乗り合わせる。
そして、エレベーターのドアがスーッとしまると、みんないっせいに
「は~~」というため息をつく。

病人がひとりいて、毎日病院に通うということはほんとうに大変だ。

父の経管栄養を胃ろうにセットしてこまごまやって、
ソファにすわったとたん、寝てしまった。
液下は約1時間と20分くらいかかる。
父は、寝てることもあるし、手を組んで、なにかかんがえてることもあるし、
私はテレビをみたり、携帯いじったり。
おしゃべりすることもなく、ふたりでボーっとしている。

済んだら、顔を熱いタオルでふいて、首筋にも熱いタオルをあてて、
ひげが伸びてたら、そって、また拭いて。
手、ふいて、足拭いて、娘がブレンドしたアロマオイルで
マッサージをし、鼻の穴にもオイルぬって、
新しい、マスクに取り替えて、ミトンをはめたら終了。
その頃にはもう父はすやすやと眠っている。

「お父さん、あと二晩(正確には三晩)だからね、がんばってね」
「うん」

「帰ったら、起きる練習しなくちゃね」
「うん」

今日の会話はそれくらい。
私も疲れている。
by ygracia | 2006-04-03 23:34 | 今日のお話


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