帰宅、万歳!

若いナースたちにもみくちゃにされながら、父は退院した。
ついでに記念写真も撮っちゃった。

父は小柄だけど昔からお洒落。
孫娘にいわせれば、やはり建築畑の人間だから、なのだそうだ。
だから動けなくたって、なにしたって、無理やり、着替え。
春らしい薄緑の綿ワイシャツに、白に紺縁取りの前ファスナーの
春物綿カーディガンを着せたところ、ダンディさを復活させた。
ワイシャツを着るときは自分で一生懸命腕を動かしていた。
着替え終わって、ナースが、「あら素敵」というと、
父は鼻で笑っていた。

そんなことや、父が静かな人だけど、みんなに可愛がられるオーラが
あるらしく、ナース全員飛び出してきたのだった。

介護タクシーの人も「この病院ではじめてみましたよ、皆に見送られるなんて。」

病院通いも終了。

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父は順番にねこたちの挨拶をうけ、なんとなくほっとした顔だった。
夕方から訪問看護のナースたちがきて、全部やってくれて、
ケアマネがきてヘルパーの手配も決めてくれて、
なんか肩の力が抜けた。

訪問看護は週1回。火曜日。夕方。
ヘルパーは昼間に週2回。水金。
訪問診療は日曜日、月2回。

食事は日3回。 朝、ラコール400cc。昼ラコール200cc+白湯200cc。夜ラコール400cc。
食前薬、食後薬。

今日は父も安心したらしく、夕方の点下のあと、すぐに眠ってしまった。
心配で1時間後とに見てたら、どうやらピーになったらしく、
父を起こして、取替え、洗浄、ものすごいことになってたので
ほんとにひさしぶりの悪戦苦闘。
父に「おとうさん、きょうからは私がするんだから協力してね」
と、あっちへころがし、コッチへ転がし。父は必死でサイドレールにつかまる。

ひさしぶりだけど、お仕事に復帰した感じで爽やかな充実感。
といっても、鼻のまわりのにおいはあの、赤ちゃんのミルクうんちの匂いだ。
ラコールのミルクフレーバーを点滴してるからだ。
明日からはすこし暖めて入れるように指示された。
それでピーが治まるそうだ。

何はともあれ、親子共々ほっとした。
by ygracia | 2006-04-06 21:50 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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