情報

安藤和津さんのお母様がなくなった。
安藤さんの本は何回も読んだ。
ひとりっこの感情、母娘の確執、娘婿、家族、そんなものを自分と
重ねてしまい、読むたびに泣いた。

介護を始めて、すべて手探りでやってきた。
最初はインターネットで探しまくり、介護日記を読んだ。
認知症の症状、扱い方もすべてインターネットからの情報だった。
本も買ったけど、自分の性格ややり方に合うものはなかった。
合理的で本質をついた介護の本なんてなかった。
技術を知りたいと思って求めた本はあったりまえの病人に対する方法、
ベットからの起こし方とかそんなのだけ。
私がほしかったのは確実な陰洗の仕方とか、入れ歯と認知症老人とか、
ミキサー食の作り方とか、トロミ材の効果的使い方とか、安全な口腔ケアとか
もろもろのもの。
病院で教わるほうがはやかったり、ヘルパーさんに聞いたりするほうが確実だったけど
結局、いちばんリアルだったのは介護日記だったのだ。

そしてもっとも欲しかった情報は、介護者の精神的ケア。
父と母の大きな変化についていくので必死だったから
ときどき我に帰ると「おかしい」と思うのが、はたしてほんとうなのか
そうじゃないのか、父母への感情は正常なのかそうじゃないのか・・

安藤さんの本は私そのものだったから涙が止まらなかった。

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初めて購入してみたのは「介護ジャーナル」。
ショートステイの施設においてあり、実質的なものがみえたので購入した。
内容は介護技術を深く説明しているので参考になる、あとは一番あたらしい情報、
たとえば「便専用のパッド発売」とか出るので、非常に良い。
難点は新聞形式であること。
本ならいいのにといつも思う。
あとはごみの山になるのだ。

つぎに購読したのは「かいごの学校」
野田さんが連載しているので喜んで定期購読。
しかし、鎌田先生(息子が尊敬している”がんばらない”の先生)と野田さんの
記事以外あんまり読まない。
なぜなら、毎回特集がおおすぎる。
特集が何個でてくるか。
カラーも多すぎる。赤や、緑や、青や。
ひとつずつ特集をみるとそれなりにコンセプトもわかるのだが
それが2ページあると、つぎにまた違う情報が出てくる。
編集者はきっと関連性をもたせて、医者の意見、次にそれを実践している
施設や人々というかたちで表現したいんだろうけど、あまりにも
ごちゃごちゃしすぎ。
こう思うのは私だけだろうか。
せっかくの内容も分散した感じがするのだ。
介護する人、される人、障害の方も対象とすることが
ごちゃ混ぜの感じになっているのかもしれない。
あとは編集順序を考慮すればいいのにと思う。

なんて、いいたいこといってるけど、大学学生新聞の編集しか
やったことない。

そしていちばん、確実な介護する人のための雑誌は
「ほっとくる」
これはスマートですっきりし、対象がはっきりしているので
読むほうも理解しやすいし、なんといっても技術面を
大きくカバーしてくれている。
インターネットの使えない世代の介護者にも大きな味方となるだろう。
介護のあいまに読むのにいい。
編集も介護経験者を募集している。
なんといっても経験している人の目は確かだ。
介護している人、もしくはされる人の求めているものをしっかり
理解しているから。

ほかにもいろいろ出ているけれど、読者のニーズに
あわせてきっと選ばれるのだろう。

私はいまのところ、この3つで十分だ。
三つもあれば十分か~~
by ygracia | 2006-04-20 09:51 | 介護に思う


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