施設経営者、施設勤務者に物申す

介護家族が休むためにショートステイにいってもらうと
必ず、状態が悪くなる、というのは皆知っている。
それでも家族は休みをとるために、ほとんどあきらめの気持ちで
本人を送り出す。
心の中であやまりながら、送り出すわけだ。

はっきり言って、こんなばかげた話はあってはいけない。
だって、施設はプロ集団のはずなのに、なんで状態が悪くなって
帰ってこなくちゃいけないんだ。

今日も父の水分補給に行った。
そっくりかえった父は喉がガラガラいって、うがい状態。
口の中は口蓋に粘膜がたまり、舌のおくには痰がガラガラと
あぶくが出ている。
もう、すぐに吸引の支度。
夜勤の介護士がやってきてタンが多いのでガーゼで拭きました、とのたまう。
ムカッときたけど、そんなことかまっていられないので吸引開始。
取れた取れた。ものすごい量。
話では1時間前に取ったと言う。

父は「生き返った」と言った。

夕べせん足状態だったので、クッションをいれてといったら、
多すぎて、父はまた身動きできず、悪戦苦闘の状態だった。
なんで、その人のその人の状態読めないんだ。
マニュアルどおり硬いクッションを足元に入れたら、足がつまっちゃうじゃん。
褥創予防のためにクッションいれるのはいいけど、
ひざ下両方にいれたら、動けないでしょうが。
完全寝たきりじゃないことはわかってるはず。

オーラルバランスも同じ。
あれだけ、随時塗ってといっても、何にも減ってない。
今日など、たなの奥にあった。

着替えもそう、着替えお願い(1日のめりはりがつく)と言ったけど、
1晩目は、入所したときのシャツのまま。
2晩目は昼間用のシャツはそのまま、1日、パジャマ。
3晩目は昼用のランニングに長袖パジャマ。大汗かいてる父。
結局、夜の半そでパジャマに着替えさせたのは私。

ひとりひとりの介護士が一生懸命なのはわかるけど、
マニュアルどおりじゃだめなのだ。
利用者ひとりひとりを的確に判断、処置できる能力を磨いてよ。
もっと、もっと勉強しろよ。
介護家族のほうが数段うえだよ、技術だって、精神面だって。
プロだったらもっとがんばれよ。もっともっと勉強しろよ。

夜勤の人数だって、30人はいるだろうところに2人しかいないなんて
ありえない。
私が父の吸引をしている間に隣のベットのおじいさん、起こしてしまったらしく
ひとりでトイレに行った。
私も注意してみてたがちゃんと行って、戻れたけど、
スタッフが気がついたのはおじいさんがベットに入ろうとしてたとき。
これじゃ、転倒したって気がつかない。

お給料だせないのか、夜勤の介護士、増やせないのか。
こちらは支払ってる費用だって以前よりずっと増えたのに。
なんとかできないのか。
横浜のとある病院は赤字覚悟で介護士、看護師を増やしている。
どんどん見習うべきだ。

今夜の隣のおじいさんは硬直した体をどうにかしたいとため息。
当たり前だ。
寝かせてあげたときに、どうしてギャッジアップを少しでもしてあげないのだ。
寝た状態でいちばんいいのは、たった時の姿勢のまま、ベット上に
寝ることなんだ、そんなことも考えたことないのか。
高齢者がオペラ歌手のようにりっぱな姿勢でたってますか?

父の褥創見てないけど、おそらく悪化したと思う。
また背中もあやしくなっていた。
エアマットの使い方もまちがっているのだから。
エアマットは原則としてうすいシーツ、1枚で使用するのがいいのに、
シーツ、防水シーツ、などゴロゴロしたものばかりひいてるから、
背中にしっかりシーツのしわのあとがついてた。

もっと安心して預けられるショートステイを作ってほしい。
介護家族のためと、何よりも元気で1日、1日、大切な日を
おくっているお年寄りのために。
ショートを利用したためにADLなどが後退して、
またそれを取り戻さなければならないなんて
お年寄りの大事な日々を奪わないでほしい。
家族だって、1日でもながく、共に生きようとするために
ほんの少しの充電日数をもらうためなのに、なんで
大事な日々を奪われちゃうんだ。
だったら預けるなというなら、ショートなんか作るな。
介護家族もお年寄りも共倒れになろうと家でがんばるから。

あ~~くやしい!

こころにたまったものは吐き出すほうがいいと思った。
ただ、胃ろうの父を受け入れてくれたこの施設には
感謝している。
感謝しているからこそ、これからの利用者のためにも
もっとすばらしい施設になってもらいたいのだ。
いい人がいっぱいそろっているからこそ、技術的にももっと
プロがそろった、すばらしい施設になってもらいたいのだ。
by ygracia | 2006-07-10 22:47 | 介護に思う

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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