嚥下検査

行ってきました。
父もすこぶる体調もよく、介護タクシーにのり30分ほどのドライブ。
お盆休みスタートでほんのちょっと、渋滞にあったけど、
スムーズに行った。

初診手続きなどして、すぐにセンターへ。
そのまえに娘にアイスをかってきてもらい、先生にわたして
冷蔵庫へ。
家からはみそ汁とうらごししたおかゆとベビーフードのビン入りのりんご(うらごし)
とヨーグルト、OS1を持っていった。

第一の段階。
姿勢。
リクライニングでOK。60~70度くらい。
父は首がそってしまうのでこれは問題。
次に、口が閉じないこと、
スポンジで刺激したりしたけど今日は閉じない。
先生が首の位置を調整するけど変化無し。
(先生も加減してやってくれるけど、見てると、やはり怖い、
レビー患者であるし、へたに押されると怖い)
これももう難しい。

まずはOS1でのどをうるおし、先生が内視鏡をはなから入れていく。
画像には父のきれいな鼻の中、どんどんいくと舌の根元へ・・・
ここで、もう先生からははっきりと
「舌がさがってしまっている」と言う言葉。
喉の中も乾いた状態。
これで私もすぐに納得。

とりあえず、アイスクリームを人さじ。
一応飲み込むけれど、ばらけた状態(広がった状態で)
ほそぼそと流れているが、ほとんど止まった状態。

レントゲンは中止。

ヨーグルトはほとんど喉にたまった。

本来の嚥下はものが喉をとおり、口を閉じ、鼻も蓋がとじ、舌で飲み込み、咽頭蓋が気管に蓋をして、そしてものが食道に流れるのだ。

父は口は開いているし、ほとんど喉の力だけで飲み込んでいる。
最初のアイスなどはちゃんと食道に流れていったが、
ヨーグルトはほとんど喉、咽頭蓋の周囲にべったりとついている。
幸いに気管にはなにもいっていなかったけど、
この状態では誤嚥している可能性は多いにあるという。

飲み込む力も機能的にも嚥下力はほとんどなかった。
ものをいれて、反射的にもぐもぐとするけれど、
飲み込むことはむずかしい。
吸引をしてもあばれることもなく、静かにしていられることも
力がないということだった。

今ある反射をすこしでも持続させて、唾液などの誤嚥をしないように
今の力をキープすることがこれからの課題。
楽しみは綿棒などで味を味わう程度。

でも納得。
父の喉の中をしっかり観察できて、ほんとうに良かった。

K先生、いろいろありがとうございました。

父は体調よく、きれいな病院の建築をながめて、結構楽しんでいた。
周囲にいる子供の声に反応したり、パッド交換のために
トイレにはいったら、自分でしようとしたり、
先生に内視鏡をやめさせようと手がでたり、
車の中でもずっとおきていたし、「いま、五反田よ」というと、
「五反田か」と言ったり、ほんとに楽しそうだった。
お洒落なシャツをきて、ひさしぶりに靴はいて、すっきり元気な父だった。
(ご飯のことは忘れてて欲しいな・・・・)

娘もいたから、ほんと助かった。
介護タクシーの職員の方も車の中でずっと父の足をさすってくださった。
気持ちがいいらしく、口呼吸が治まった。

結果は良くなかったけど、父は気分転換、私は納得の1日だった。

日本歯科大学病院
口腔介護リハビリテーションセンター


b0055939_20463710.jpg


建物検証中の父
by ygracia | 2006-08-11 20:47 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
プロフィールを見る