在宅介護の難しさ その2

今の父の問題点は経管栄養に取られる時間と、呼吸の問題。

経管栄養のほうは、固形化も含めて、量を取れないということが
はっきりしてきた。
私の都合で1回に600mlを滴下すると、それを消化するのにかなりの時間が
必要みたいだ。
いつまでも口からラコールの匂いが漂う。
すると水分補給の時間もなくなってしまう。
父の胃ががぼがぼ状態なのだ。
先日の訪問診療では、私が固形化をうまくできるということで
エンシュアHは見送りになったけど、この次は、お試しで開始することを
お願いしなくてはならない。
固形化もやっと本がみつかったので研究したけれど、やはり水分を足すことが
基本になっていて、分量が増えると、父は摂取しきれないのと、
必要な栄養分を取るためには日に数回、注入となり、
これも父にはいつも満杯の負担になるわけだ。
たまにならいいけど、やっぱり難しい。

大きな問題は呼吸。
無呼吸の兆候は以前から時々、見られたが
このごろ、口呼吸→無呼吸→口呼吸が繰り返される。
「お父さん、鼻で息して」というと
「うん」と言って、鼻呼吸に戻るのだが、すぐにまた口呼吸。
それもどんどん強い口呼吸になり、ガーガーと言う。
乾燥を防ぐために、マスク、濡れマスク、オーラルバランス、
加湿器2台を駆使しているが、良くはならない。
からだを右に傾斜させておくと、静かな呼吸になるのだが、
ずっとはさせられないし。
ガーガー始まると、父の口に指をいれて、グンと真横にひっぱるのが
癖になった。
すると、は~~とため息をついて呼吸が静かになる。
あごの緊張は最大で、がちがち。
顔のマッサージや、あごの関節のマッサージで何回も柔らかくする。
それでもまたすぐに大口をあいて、がちがちになる。
ネット検索でこの口が開いてしまうのは脳中枢の損傷とか障害とか
いうのを見た。どうにもならないらしい。
こんな状態では入れ歯の仕上げもかなり難しいことになりそうだ。
入れ歯で口が閉じるようになるかと思ったのだけど・・・
酸素の状態は問題はないらしいから、いまのところ大丈夫なんだけど。
いつ、呼吸困難になるかはわからない。
先生も人工呼吸か、救急車を呼ぶかだというだけ。
気管切開の選択もどうするか・・・・そのときがきたらだけど・・・

ずいぶん前に見つけた介護の記録を今、再び読み返して見ると
参考になることが一杯あった。
もっと私が冷静だったら、父や母にも試せたのにと悔やむことも多かった。
可能性というのはやぱり信じて挑戦すべきなんだとつくづく思う。
皆さんもぜひ見て欲しい。

「在宅ケアらしさは何処まで確保できるか」
アルツハイマーの奥様を長年にわたり介護されている方の記録。

by ygracia | 2006-08-14 21:50 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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