秋になった

9月になった。

この2日間、いろいろあって、私は食事は1回、夜は2時間後とに起きることになり、
風邪のぐずぐずもかまっていられなかった。

水曜日の午後から、父の呼吸が悪く、パルオキシメーターもないし、
状態はわからないけど、完全に口ばかりで呼吸。
口は渇き、あまりにも強い口呼吸で喉仏の辺りは大きく動き、
皮膚の色も変。
どうしようかなと考えていたけど熱もないし、抗生物質を注入。
OS1も浮腫みを承知で多めにいれる。
むくみそうならあしたゴレイサンを注入すればいいと考える。
朝方やっと落ち着いた呼吸になった。

父があきらかに私の風邪とおなじような状態になったのだった。
とにかく痰が多く、昨日は午後1時から訪看のくる3時までひきっぱなし。
ドレナージもして、なかなか取れない。私のうではあがらなくなった。
ナースがきて引き続きドレナージ。
ああだこうだといろいろ動かされ、ナースが帰ったあと、また痰がどっとからむ。
父ももう涙目。
「おとうさん、たいへんだぁ」
「うん」

ふたりで休み休み、吸引器のビンを何回も洗い、さすがの私も疲れた。

案の定、長時間たっていたので足がしびれてきた。

父が少し眠り始まったので、午後6時過ぎ2階に上がる。
テーブルには朝、ご飯を食べようと準備したままの食事が冷たくなっていた。
それからやけ食いをして、よべーるのカメラをみると、もう父がガラガラいってる。

ずっと痰引き。夜中も。
この2週間、風邪だったので父とは部屋を別にしてたのだが、
もうそうはいってられないので、ベットに戻る。
猫たちもうれしそうだった。

睡眠不足のまま、今朝になり、きょうはpegの交換日。
父は、昨夜の抗生物質が効いたのか元気。
ただ、朝は白湯のみといわれてるのでOS1と白湯を300ml入れる。

私はもうもうろうといているので寝ることにした。
息子の声で目が覚めたらもう12時近い。
あわてて、父のチューブをかたずけ、おむつ交換して外出準備。
なんか父はうれしそう。

介護タクシーがきたものの、手違いでストレッチャーをもってきてない、
すぐにもどって持ってくる。
ただスタッフがではらっているとのことで私が手伝い。
ま、慣れてるからいいけど。
寝不足で起こる気力もない。
それに顔見知りだと、あんまり腹も立たないし。

タクシーのなか、父がなんかいっぱいしゃべる。
でもわからないので適当に相槌。

ペグ交換はストレッチャーのまま、外来の処置室で行われた。
入院カルテがきていなかったので前のペグのことがわからず、
ごちゃごちゃ言ってたけど、ベテラン風の医者だったし
ナースふたり、とても機敏だったので私はだまってた。

ずっと銀行にいけなかったから、病院のATMでおろそうと考えてたら、
なんとなくなってた。
一瞬あせったけど、ローソンに気がついて、そこへいく。

20分ほどで呼ばれて、つぎは器具の使い方の説明。
バルーンのボタン式になった。
バルーンの実態とかキューピーちゃんにくっついたボタンで見る。
いろいろやって、説明受けて質問して。
固形化のことをたずねると、つまりやすく、破損しやすいから
あまり進めないがゼリー状をゆるくならいいだろうと、でも細心の注意を払って欲しいと。
たしかに接続チューブのトップの穴は小さい。
前のチューブの太さと比較していかに細いかを説明される。
それから以前いわれなかった、酸化マグネシウムの話もやっと出た。
チューブの劣化をはやめるのと、中で固まってしまうので使わないでとのこと。

バルーンが破損したときの応急処置や、抜けると、一晩で穴が小さくなってしまうから
とにかく差し込んで、テープで押さえて、救急外来に来てくれとのこと。

今日のナースの説明は実に的確で明確で安心感があって、プロだった。
えらい!

玄関から車までストレッチャーの父が、なにか楽しそうなので
「おとうさん、外気持ちいい?」
「うん!きもちいい!」と答えた。

車の中でも「外はよい」と言う。
洗足池の柳が少し見えたという。
家の近くのS大の病院も見えたという。
楽しかったそうな。

私がもっと余裕があったらお散歩もしてあげられるのに、
私にはまったく余裕がないな==。

父は今日は白湯しかだめ。
おなかもすいたろうに、何も言わない。
満足げに眠りについた。

痰もすこし落ち着いているから今夜は眠れるかな。
by ygracia | 2006-09-09 01:05 | 今日のお話


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