父のために

11月17日は父の87歳の誕生日だ。
私がホームページを立ち上げたのが2000年の11月17日。
父はとても元気で意欲的で、父を見習って年をとりたいと思っていた。

ずっと父のために次はなにができるか、考えてきた。
父がし続けてきたことで、私がさせてあげられること・・・

父は生まれながらのカトリック信者で、83歳くらいまでは土曜日のミサに
ひとりで通い続けていた。
私は父の意向で自由にさせてもらったので、大学にはいってから洗礼を受け、
そのとき、母も受けた。
というと、すごいキリスト教信者の家のようだが、父母いわく、
「常に感謝の宗教であれ」というのを守っているので神頼みはしない。
それに私はスペインに行ったときに、カトリックの中の差別を実際にみて、
反発。スペイン人のシスター方や修道院長とずいぶんやりあった。
若かったから元気だったのだけど・・
で、夫は医師の家に育ち、宗教だいきらいで、そんなのと結婚したから
ちっとも宗教色のない家庭。
だけど、子供たちはカトリックの幼稚園にはいり、3年間の教育は大きくて
心の中にはしっかり、基本ができていたらしい。

長くなるからこの辺にして、とにかく、父を教会へ連れて行かなくちゃと
思い立ったのだ。
そんなおり、これも何かの必然なのか、地域ブロックの懇親会をするというので
無理を承知で言ってみることにした。まずは私だけ。

通ってもいないから、もちろん知らない人ばかり。
それでもうちの事情を皆さん、聞いてくださって、いい時間を過ごすことができた。
大学の後輩もいて、頼もしくなった。
私の目的は、駐車場探しと、車椅子のスロープ。
教会から少しはなれたところに有料パーキング発見。
これならいいぞ。
車椅子もリクライニングじゃなくてヘッドをつけられるもので小型を探そう。
いろいろと夢がひろがり、楽しくなって疲れもどこへやら。

時間がかなりたってしまい、急に父の様子が心配になり、電話したものの、
娘も夫も出やしない。
息子に電話、「お願い、おじいちゃんみて!」と叫んだところ、
「電車!」ともう出かけていた。
急いで帰ると、娘が父の口が渇きすぎたといってスポンジで湿らせているところだった。
教えなくてもちゃんと、わかっていた娘に感謝。

父に教会に行って来たと話すと、急にしっかりした。
「こんど、一緒に行くからね」というと、父は「お~~」と答えた。
あとで忘れたとしてもいい刺激になったと思った。

私も次の目標ができたから、またふんばるぞ。

そうそう、2週間以上、悩まされた父の痰吸引はやっと治まってきた。
油断はできないけれど。
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by ygracia | 2006-09-24 19:21 | 今日のお話


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