心の傷

最後まで父の手をにぎってい娘が心の病に陥った。
強い子だけれど、人生はじめての経験にからだじゅうの神経が
緊張してしまったらしい。

私の方は時折涙にくれるだけで大丈夫そうと思っていた。

今日は自分の診察でE病院へでかけた。
病院にちかづいてくると心臓が高鳴った。
駐車場へ着くともっと心臓が波打った。
まずいなと思いながら、受付へ。
面会者の用紙におもわず名前を書きそうになった。
心臓が痛くなった。

本当は帰りに病棟によって、先生やナースたちに挨拶をするつもりでいたのに
私はもうその場にいることができなくなった。
会計を済ませると、もう過呼吸のような症状。
はやく逃げたかった。

車にのって、大通りに出て、涙があふれた。

こころの傷はまだ痛い。

喪中はがきの宛名書きをしていると、携帯がなった。
クリニックのHナースからだ。
ひさしぶりで聞く彼女の声に心が温かくなった。
いろいろな話をして、私も落ち着いた。
心のもやもやもすっきりした。

父が亡くなって、悲しみに浸っているのも事実だけれど
一方で突然降って湧いたような自由な時間に心を泳がせている私がいる。
そんなことしてはお父さんに申し訳ないと思う自分もいる。
で、バラバラな感じの私がいる。

それでも家族に友人に、ネットの仲間に励まされて
結構早くに元気になれそうな気がしている。
by ygracia | 2006-12-12 22:42 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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