思い出

思い出す、思い出、想いで、思い出して。。。

アメリカから帰国して6ケ月の娘と働きだしたばかりの夫と
3人で生活をはじめたのが千葉の稲毛。
電車から見える稲毛、お店が増えたかなというかんじもするけれど
あんまりかわってないようにも思えた。

今日は久司道夫さんの講演会。
アニューという自然食品の会社の主催でクラブ会員が多かった。
それでも関東近県から大勢きたらしく、用意された席だけではたりず
講演開始後もスタッフは椅子の手配にてんやわんやだった。

久司道夫さんは今年81才になられる。
すらっとして声もはりがあってお元気の様子。
父も80の頃は元気ではつらつとしていたし、久司さんよりも
若かったので、あまりおどろかなかったけど、周囲は感嘆の声をあげた。
お話の内容は、先週、マクロビの講義でならったそのもの。
久司さんの言葉で声で聞くと、なおいっそう明確になった。
なかでも久司さんがなぜ国際政治学からこの道にすすんでいったかという
経緯はご本人の口から聞いて、すごく理解できた。
また当時の世相や世界状況をよく知っていないと、これを理解しにくいの
ではないかともおもった。
講演の文章や話し方が英文的。
ジェスチャーも欧米式。
会場の人びとを立たせて、各列向き合いお互いの顔のチェック。
これで見知らぬ人とも会話するチャンスが与えられる。
この方法もマクロビの講義で使われる。
ま、ヨガのオープンマインドにも通じる訳だけど。
人見知りの人はつらいかもね。

講演は2時間ちょっとで終了。
私は講演前に人間ウォッチングを楽しんでいた。
「きょうの講演会は満席となっております、まえの方から順におつめください。
なおお席とりはどうぞご遠慮くださるようおねがいもうしあげます」
と再三放送があるんだけれど、おばちゃまたちはモウ大変。
バックから化粧ポーチや、上着や携帯や、いろんなもの取り出して、
おともだちのために席を取る。
だれかが「ここあいてます?」ときくと、形相変えて「だめです、きますから」
そんなに必死にならないで〜〜〜。
マクロビ崇拝、ナチュラリスト派集団もいる。
綿や麻素材のナチュラルな服装、ストレートの髪。
デザイナー系、モデル系、みなさん自然食品派かマクロビ派というわけだ。
最前列に陣取った、ギャルたちのミラーボールなみのカチューシャは
まぶしかった。あの人たち一体なに?
おばあちゃんたちもたくさん。マクロビで元気なのかな。
この会社、レトルトもあるのでお年寄りのためや介護食品としても
利用されているのかもしれない。
でも、どうもこの「崇拝」という空気はあんまり好きじゃない。

実はあえて久司さんと書くのも私の抵抗かも。

講演後は千葉の友人と待ち合わせ。
駅から10分のところに住んでいるのですぐ飛んで来てくれた。
豆腐料理で乾杯し、6年ぶりの再会を祝った。
こどものことも生活のこともいっぱいいっぱい話した。

思い出話もたくさん。
わがままな私は新婚時代から夫婦喧嘩がたえなかったのだけど、
この千葉でもしょっちゅう喧嘩していて、
息子をおぶって、娘の手をひいて、東京の実家に帰ることが多かった。
そんなとき、いっつも駅で出くわすのがこの友人だった。
「またぁ〜〜〜?」

彼女もそのときの娘の悲しそうな顔をずっと忘れないという。
何回も諭したけど、いっつも帰っちゃったよねって言われた。

私の生まれもった、気ままさと、培われた気ままさがちっとも
変わってないと言われた。
そんな気ままな私に会うと、ほっとする、って言われた。
楽しくて嬉しかった。

帰りが遅くなり、電車に飛び乗ると、
私に続いて飛び乗った若い女性。
泣き続けていた。
そのまま、寝込んでしまい、終点でおこしてあげた。
泣きはらした目がかわいかった。
かわいそうに、一体何があったんだろう。

あ〜〜それにしても私はしあわせなひとだ。
by ygracia | 2007-05-14 19:01 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
プロフィールを見る