新しいホーム

今日は、介護長といっしょに、移動する先のホームの見学に行った。
いまのところから、車で10分先の場所。
緑も多く、商店街も静かで、いい感じの街並。

建物も房総あたりにみかける、小さな民宿というか、
水泳合宿で泊まるような、ホテルみたいな感じ。
働いている方も疲れ果てている感じはなかったのと、
2ユニットなので、スタッフが多い。
施設も本格的なので、しっかり介護施設となっている。

認知症の強い方もさほどではない方も今はだいぶ混合型に
なっているという。
母はふつうの場所になる。

でも見守りが必要ということでホールから部屋の入り口が見える場所に
してもらった。

特におおきな難点はない。
ただ、インシュリン注射に関しては絶対問題ないという状態でもないので、
この先、もし、難題がでたら、それこそ在宅を決断しなければならない。
それまでに私の体調整えなくちゃ。

母の移動のきっかけは介護施設における医療行為の問題。
インスリン注射は看護師がしなくてはならないが、平日は
勤務時間にあわせて朝食を遅くし、9時ごろに、看護師出勤と
同時に注射してもらってから食事となる。
ところが休日はいないから、家族のかわりに、介護士がするのだが
これは医療行為違反となる。
昨年の仙台での事故後、黙認が認められなくなり、どこも
厳しい監査や通告を受けている。
施設への訪問看護や、病院や、いろいろなことを考えたけれど、
看護師不足も重なり、Ⅰユニットに看護師一人という枠も
変えられないし、訪問看護もむずかしいし、私が、一日つめると
いうことまで考えたけど、結局無理強いしておいてもらっていた。
今回は会社側からの提案を素直に受け入れられる自分もいたし、
会社への信頼も多少増えてたから、移動を決断、
今日の見学で、心も決まった。

母はまだ何もしらないので、今月末、「病院が変わる」と
説明するつもりだ。

今日の母、
「あら〜迎えにきてくれたの〜〜」
「遊びに来たんだよ」
「遊びかい〜〜」
「うん」
「ばばちゃん、元気?」
「ばばちゃんって、おかあさんのおかあさん?」
「そう」
「おかあさんは83才よ、ばばちゃん、いないでしょう」
「え、83なの?」

介護長が「いくつかしら、60代かな」と尋ねると
「そうよ、60代」
「今日は帰る日じゃないのよ」
「ええ。あきらめました」
「。。。」

「私いつ、帰れるの?」
「私がやせたら」
「あら〜〜じゃ、ずいぶんかかるね〜〜」
「。。。。。」

ホームで102才のおじいさん、片足組んで、大きな文字でプリントされた
歌詞カードを静かに読んでらした。
こんにちは、というと、「こんにちは」
で、しばらくして私の顔をみて「うん?」
知らない顔でびっくりされた。
でも父の生前の姿を思い出した。
父もこのプリント、よく見てたな〜〜

88才のおばあちゃま、品がよくて、とってもすてきで
お話上手で、ていねいにご挨拶された。
母が83というと、「あ〜〜ら、私よりいつつも若いわ〜〜」って。

さ〜母がどんな生活するのか、9月から。。。。
by ygracia | 2007-08-08 20:10 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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