心理

介護者の心理を研究している人がいると思うけれど、介護者の心理って
ジェットコースターみたいだとつくづく思う。

東京は毎日サウナ状態。
節電するようにっていわれても、エアコンつけても汗だくだ。
太ってる私は具合も悪くなる。父の使ってた小さな書斎(物置?)に
閉じこもりエアコンつけて体のほてりをおさめている。

昨年のいまごろ
は父もいて、父とともに生きていた。
今年は暑さだけがこころに染みる。
母はマイペースでからだは元気。
感謝しなければならない。

沖縄からシークァーサーが送られて来た。
沖縄パワーでがんばれる。
百合子さん、みどりさん(てだこ亭)ほんとうにありがとう。


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四人家族そろってほんとに何年ぶりかで出かけて来た。
おとなになった子供たちも素直についてきてくれた。
母を参加させられなかったから、私の目は旅館のありとあらゆる
ところをチェック。
ここは車いすはだめ、ここはよし、
風呂場はう〜〜ん。
だいぶ足の弱ったおばあちゃんを連れて来ている家族は
裸でだいふんとう。お互いはだかだから、思うように
支えられない。周りの人もはだかでお手伝いだ。
こんなときはかぶるかたちのゴムのはいった腹巻きが
ほんとうにいいとおもう。
旅館にあらかじめいっておいて、湯船にそのまま入る許可をもらっておけばいい。
で、料理と部屋のベットはすぐに希望がかなうけれど、
お風呂に関しては、歩けない人はむずかしいことがわかった。
それでもお風呂場には介助用の椅子はおいてある。
オフシーズンをねらって、相談する価値はありそうと見た。
障害者専用の機械浴のできる温泉はあるけれど、できれば
ふつうの大浴場に行って、足だけでもつけてあげたいな〜と
勝手に想像した。
母は「入らなくていい」というだろうけれど〜

帰りの電車のなかで盲導犬に会う。
犬の苦手な夫の横。
私はうしろのほうにいた。
夫はずっと観察していて(動かれると怖いからだ)あまりにも
おとなしく、言うことをきくことにびっくりしたらしい。(いまさら)

私は乗ってくる客がちっともわんこに気がつかないことに腹立ってた。
思いっきり蹴飛ばしてしまう人もいるからだ。
そのたびに、わんこはちぢこまる。
私の席からは遠すぎて、声もとどかない。
わんこの前の席にいたおばさんが車内販売がくると飼い主に知らせたり、
この人がいなくなると、またわんこは被害にあう。
車内販売のお姉さんも車を通すたびにいうのがめんどうになったらしく、
最後は前の方で「ご利用の方いらっしゃいますか、いらっしゃらなければ
このまま戻ります」なんて言った。
息子も気がきじゃなかった、って。
旅行用の小さいカートを思い切りひっぱって通る客、
わんこの足がひっかかりそうになっても気がつかないのだ。



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2時間飼い主の運動靴のうえにあごをのせ、微動だにせず
よくがんばった。おりるとき、しっぽを全開でふりまわして
うれしそうだった、
「えらい、えらい。いいこ、いいこ」って大きな声でいっちゃった。

ひとときの団らんも済んで、父のいない部屋にもどり、温度は30度。
一瞬、「あ、お父さん、あつかったでしょ」って考える。

父はいない、父のベットもない。
母の介護ベットに猫たちが寝そべっている。
by ygracia | 2007-08-15 12:26 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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