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老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
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第五日目

今日の母はつまらなそうだった。
私が腰を押さえながら、世話しているのを見て、
気がひけたらしい。。
トイレでおパンツをあげるときに、私は中腰ができない、
だから部屋まで戻って、ベットサイトで立ってもらって
パンツを直す。
昨日の午後からこういう風にやり始めたら
母が心配しだしたわけだ。
私を心配するというより、自分はまた病院にいかなければならないと。

母なりにいろいろ考えているのだろう。
なんだか悲しい。

今日は一日、笑うことがなかった。
ホームならだれかが笑わしてくれる。
そんなこと考えた。。

施設間で引き継ぎがあり、こんどの施設の人が
「手のかからない人」と判断したらしい。
なんだかいやな気分になった。
手のかからない人か、どうか手抜きされませんようにと、
祈るしかない。

実際、在宅でも不穏がなければ、トイレ介助、食事介助、
着替え介助、血糖値測定、血圧測定、インスリン注射、
あとは寝っころがってるだけだから、たしかに
手はかからない。

でもなんでこんなに疲れちゃうのだろう。
ソファにすわると、すぐ眠ってしまう。

母をリビングに連れて来てしまえば、すごく楽かもしれないけれど、
家族が休めなくなる。
そして、母が
「ごはん、もってきてくれるんでしょ、わたし、移動できないからね」
と階段下で宣わった。

明日は母が笑うだろうか。。
by ygracia | 2007-08-30 23:22 | 母の記録