父と

父は入れ歯の具合が悪くて歯医者に通っている。
最初はひとりで行っていたのだが、なんだか話がよくわからないのでついていくことにした。

入れ歯の微調整はむずかしい。
まして、父のように脳梗塞の後遺症で
口が大きく開かないし、舌の動きも鈍く
感覚も鈍いのでなにがどう、具合悪いのか
わからないので先生も一苦労だ。
よだれが多すぎて型取りができないと言う。

娘とふたりで口の中を見るのに苦労した。
娘に懐中電灯で照らしてもらいながら
わりばしで口をひらき、舌をどける。
でもやっぱり見えない。
開いてというとしっかり口を閉じてしまう。
舌が大きくひろがり、押さえてもあふれる。
とりあえず、見たことにして、
父に何もないことを言うと
父は納得。
痛いところもころころ変わる。
入れ歯を固定しないとご飯が食べれない。
先生は固定剤を使うなと言うがそれでは
ご飯がたべれないのだ。
だから今日は朝からしっかり固定してしまった。
そうしたら、昼まで気持ちよくスムーズにご飯も食べれたし、よかった。
歯茎が変形してしまうからいけないという先生の意見もわかるが、年寄りに明日はない。
食べれるうちに自分のくちでしっかり味わって
ご飯を食べるほうが大事だ。

父が歯がだめじゃ、もう終わりだ。
生きている意味もないといった。
そこからお説教。
40だって、50だって、やることなくなったら人生おわりだとおもってぼーっとしてくわよ
そこでがんばって、目標作って生きてくのが
人間よ~~
おとうさん、まだ自分の歯がのこってるでしょ、
剛がお医者になるのだって、りょうがどんな建築やってくのかだって楽しみジャン。
考えることいっぱいあるじゃん。

わ~~私の頭もほんとに疲れた。
母がいなくなって、母が脳梗塞と知って
父がまたうつ状態になりそうだ。

昨日は父とDVDで
「阿修羅の如く」を見た。
長いね~といいながら真剣に見てた。

DVDの刺激も結構いいぞ、
新発見だ。

母は今日はふつうの顔つきでテレビを楽しんでいた。
新聞も読んでいた。

先生がきて両手を上に上げさせてどちらの手が下がるかって見てた。
母の手はさがらない・・・
あの~寝たままでやっても意味がないんじゃないのかな。

とりあえず、明日から検査。
でもどんどん快復していく。
それが脳梗塞というものだって。
母の場合、もともと車椅子生活なので
リハビリも簡単かもしれない。
車椅子が動かせるようになればいいわけだから。
セカンドストロークがこないことを祈ろう。

入院した夜のあの、不安な気持ちは消えた
by ygracia | 2004-10-31 00:29 | 今日のお話


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