介護雑誌

父の介護の最中は、介護雑誌を見るたびに、腹を立てていた。
きれいごとばっかり並べているみたいだったから。
実際には役に立たない、介護用品の紹介やら、かえって手間になる介護法を
平気で紹介しているのをみると、じゃ、あなたやってみなさいよって
言いたくなったり、ちっとも素直に読めなかった。

もう一息、もうちょっと、つっこんでほしいとおもうところで、やっぱり
やってもらえない、本は売れないとお商売にならないし。
でも介護事業と同じで、利益だけじゃないものを背おってほしかったんだけど。。

で、今月の「かいごの学校」の紹介。

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団塊の世代が介護を必要とする年代にはいってきたことと、
認知症の発見が早くなってきたこと、また発症がすこし早まってきたような
感じと、認知症にかぎらず、ガンなどの末期介護の捉え方が
個人個人で変わって来たこと、そんなことを思いながら
雑誌をみていると、介護されるであろう人間が自分で介護の仕方を
勉強して行く姿が浮かんで来た。

まだまだ嫁や子供が介護するのが多いのだろうけれど、
これからは、妻が、夫が支え合っての生活がもっと増えてくるのだろう。

そしてオトコの介護力。
ちらほらと、リタイアしたお父さんだけ、実家に帰って
自分の親の介護に専念しているかたも見えてくる。

そんなとき、オトコの覚悟はどんなだろう。

ちょっと気になるのが、孫世代が高齢者をかかえるようになる現実。
親世代を手伝う場合もあるだろうか、親がみれなくなって
孫にその役割がまわってきてしまうこと。

いろいろな介護の形があるけれど、介護雑誌の位置もだいぶ
変わってくると思う。
いままでは覗き見したかった介護の実態だけど、うちと同じと思って安心している
世代ではなく、介護法でもなく体験談でもなく、もっと人間の生き様みたいな
情報がぐさっとくる世代になったかもしれないな。

ま、こころが休まる雑誌でもあってほしい。

そうそう、
口腔ケア、入れ歯もだいじといつも思ってたら、
今月号の付録は「口腔ケア」五島先生の監修。
一般的なことがのってるけど、うれしかったのは、
「入れ歯は、きちんと適合していれば寝るときは外さないのが良い」
外しておくことで、唾液等の誤嚥が生じやすいこともわかったのだそうだ。
横向きになってうきあっがたりしていないか、チェック。

口腔ケアのチーム体制、早く整ってくれるといいな、
訪問歯科、訪問看護、栄養士、言語聴覚士、介護士、みんなで食支援、
生きることにつながる、だいじな分野なのだ。
by ygracia | 2008-03-17 17:20 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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