母との日々は

母が家に帰って来ている。
ホームを出る時、看護師さんに「お世話になりました」と言った。
昨日からそう言っていたらしい。
私と娘が行くと、「そこの服を全部もってかないと」とタンスを指差した。
ちょうどトイレタイムだったので部屋から出てそのまま、玄関に降りること
ができた。
車にのってからも「荷物もった?時計は?」と何回も聞いた。

家に行く途中で内科診察のために大学病院に寄る。
おそらく、このあたりで、母は今回も数日滞在だと理解していると思う。
今月は私の足腰の具合の都合で、ホームから病院に直行したので
あと2日間はお出かけせずに家にいられるから、のんびりした気分に
なってくれるのでは。。と思うのだけど。

母の頭の中は計り知れない。
覚えていると思うと、理解していない。
理解していないと思うと覚えているし、理解している。

一応アルツハイマーと診断されているけれど、
その後の大きな変化がないのが不思議。
また神経内科の診察をと思ったけれど、よくよく考えてみれば
何も不都合なことがない。
お世話してくれている場所でも困ったこともない。
糖尿病の母には処方できる薬も限られてしまうから、不穏なことがないかぎり、
今のままで穏やかに生活してくれればいいと考えた。
だからアルツハイマーでもなんでもいい。
母は母なのだから。
(2008−5−28)
by ygracia | 2008-07-10 20:15 | 母の記録


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