懇談会

母のホームで先日懇談会があった。
ありきたりの入居者数とか、クレームとか事故とかの報告のあと、
ひとりづつ、意見を言う。
顔ぶれはほとんど毎回同じだと思う。

それでもみな、思いはひとつで、父母、祖父母、叔父叔母が、快適に過ごして
もらいたくていろいろ意見を言う。会社側も真摯に聞いてくれる。
団塊の世代だから、結構意見活発。それと社会での経験があるから
かなり良い意見も出る。会社もぼーっとしてられない。

私が同意見だったのが、洗濯の話。
洗濯していただいている服のシミがとれていないから、家に持ち帰って
普通に洗ったら、きれいに取れた。洗濯は業者に依頼しているのかって。
お母様を入居させている男性の方だった。
確かに、母のも洗濯されているはずが、食べ物が固まったまま返ってきている。

母が汚いまま、いるのはほんとうにいやだ。
皆さん、同じ気持ちだと思う。
濡れタオルで、ささっとその場で拭いてしまえば、食べこぼしも
きれいになるのに、母のカーディガンはいつもガビがビしている。
こんど主任に話してみなくては。

転倒が多いことも気になったが、現状のスタッフ数で手がいっぱい。
その上、法律の改正で、入居者ひとりひとりの生活状況を手書きで
記入しなければならないという、なんとも現場にふさわしくない
作業がたいへんなのだ。
だから、いつも机に向かって下向いてたり、たったまま、何か書き込んでいる姿が
増えたのだとわかった。
そんなことより、父や母の話し相手になってあげてほしいのに。

このホームは、偶然が重なって、私が信頼した場所の系列だった。
糖尿病のインスリン注射が介護士ができないため、最初のホームに
いられなくなり、看護スタッフの多い、今のところに移動した。
最初は不安だったけれど、介護長、主任、スタッフが、私と同じ目を
持っていてくれたので、ほんとうに安心してお願いできた。

母との思い出作りをもっともっと頑張らなければならないのに、
今の私には気力も体力もない。
でもいつか、母と過ごす時間のために、健康管理にがんばろうと思う。

母の記憶が今、わりといい。
私の来る日を覚えていて、「来なかった」と怒っていた。
私は足の具合が悪くていかなかったのだけど。

母のひきこもりはあいかわらずで、あまり笑顔がでないから、
心療内科などへの診察を考えるかと主任から話があった。
でも行っても、老人性鬱とか、名前をつけられて、処方がでるのは
わかっている。
糖尿のためにその薬も制限があるし、いま、飲んでいるものでいっぱいだ。

母の笑顔を戻すのは、家族と、そしてスタッフのなかに気に入った人が
できて、お話相手をしてくれること。


主任さんのことは大好きで、笑顔がでる。だからもっとそういう人が
増えてくれれば良いのだ。

でもいちばんは、家に帰ること。。。

心は痛い。。

(2008ー6-18)


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by ygracia | 2008-07-10 20:19 | 母の記録 | Comments(0)

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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