疲労

疲れが出てきた。

母はまた記憶が飛んだ。
私の名前が出てこない。
娘だということはわかるが、言葉は出てこない。
孫の名前も教えたら思い出した。
父の名前も間違えた。
自分の父親のなまえと混同していて、「あら、えいきちじゃなかったの?」
かわいそうな父、このことは黙っていよう。

病室の電話で私の夫と話をさせた。
母は気を使って、「こなくていいからね」などと言っていた。

まだ食事も水も許可にならない。
来週から検査をしていく旨説明があった。

血栓予防のために足のマッサージ器(圧力をかけるもの)をされた母、
途中から不快そうにするので、どうしたのときくと、
気分が悪くなるという。
じゃ、言わなくちゃというと治療だからいい、我慢するという、
しかし、私もこれを体操教室でやるが、体の具合のよくないときはさせてもらえないものだ。
がまんしちゃだめだというと、平気という母。
一応、看護師につたえると、やはり、やめた。
血圧があがるんじゃないですか?ときくと、今日の血圧は落ち着いてましたからという返事。
そうかもしれないが、機械をつかってあがることは考えないのだろうか。
疑心暗鬼の私、いつもいつも、医療に不信感でいっぱいの私、いやになる。

父は母がぼけた話を笑って聞いていた。
きょうも父は普通。
大好きなうなぎごはんをたべて、満足。
アリセプトをとめて、まだ4日か。
私の名前を忘れないでねというと、
「いつ、忘れるかわからないが、このごろはみな90台まで生きてるからな、
それまでだいじょうぶか」
と自分から言った。
うれしかった。
チューブ体操も3日間続いている。
嚥下体操もやっている。
母が入院してよかったことは、私が父と生活をともにしているので
体操など見てあげられることになったことだ。
明日からは娘がドリル担当となる。

いろいろ考えて疲れがたまる。b0055939_23331957.jpg
by ygracia | 2004-11-13 23:33 | 今日のお話

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


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