<   2007年 05月 ( 15 )   > この月の画像一覧

ゴールデンウィークは

後半は予定もなく、家人それぞれに過ごした。
一晩だけ娘のために遅ればせの誕生日を祝う事にした。
4月の父の納骨の日だったから。。

場所は恵比寿のイレール

小さなお店なので夜は予約の方ばかりのようだ。
コースはおまかせのデギュスタシオン
前菜は自家製のフォアグラやテリーヌ、毛ガニのはいったゼリー寄せ。
スープはオーガニックとわかる、春キャベツとたまねぎのスープ。
これがおいしくてまいった。
お魚は白身お魚(めばる?さだかじゃない)エビのラビオリでマッシュルームソース。
これがこしてあるソースだけど、マッシュルームの味とカオリが最高。
お肉は和牛に、たけのこのあげたもの、クレソンではないけれど、脇野菜の
さらっとあげたものがついて、まったくしつこくないトリュフソース。
えぞイカのソテーに三種類のソースが添えられてるのに、混ざって絶妙な味になるのは
なぜだ。すごい。
ほかにもいっぱいでてきたけれど、おいしいの連発で、覚えきれなかった。
口直しのゆずのシャーベットも最高。
好き嫌いのある息子はデザート前のチーズプレートまでしっかりいただいたので
びっくり。
チーズは百合子さんの御用達のお店アルパージュのものだから
おなじみのものばかり。
ただし、娘と反省したのは、見て味はわかるけど、名前をおぼえてないこと。
このチーズの種類、全部覚えてる百合子さんに敬服。
チーズおいしかったけど、添えたパンがちょいと焼き過ぎかな。

外国人(フランス人?)のムッシュと夫の変な会話。
夫「とろけるチーズはどれ?」
M「チーズですからどれもとろけます」
夫「カーマンベルチーズはないの?」
M「ここにはカーマンベルはございません」

サプライズでバースディケーキをお願いしておいた。
スタッフの拍手が何回もあって、娘が嬉しそうだった。
良かった。


b0055939_2193859.jpg


ここイレールは娘が学部の卒業パーティをして、教授たちからも大絶賛をうけた
レストラン。百合子さんの紹介だった。
ここで誕生日できてほんとに良かった。
夫は24才の娘に感慨深くなっちゃって、生まれたときの話を大声でするから
娘がすこし怒ってた。
上品じゃない両親でごめんなさい。

マクロビからはちょっと離れたけど、おいしいお料理で気分も爽快。

そうそう、イレールのお菓子は恵比寿のアトレ3階で手にはいります。
おいしいですよ。

お料理はどれもこれも申し分なかった。
ただほんとにひとつだけ、感じたのはスープカップがコーヒーカップと
同じだったのか、同じシリーズのものだったのか
定かじゃないけど、同じに見えたのが残念といえば残念。
テーブルクロスを使わない、気軽なフレンチとするならば、
スタッフが緊張しすぎか、広さに対して多すぎるか、そんな感じを受けた。
もっとおしゃれにするなら、やっぱりクロスを使ってほしいし、
もっとカジュアルにするならスタッフ少なくていいかもと思った。
シェフが運んでくれて説明してくれるのがすごく良かったから
忙しいかもしれないけど、それでいいと思った、
シェフが帰るときにふわっと匂うオリーブオイルのカオリもいいし。。

と、おばちゃんは結構うるさくなっちゃうんです。
by ygracia | 2007-05-07 02:37 | 今日のお話

介護技術

都合でヨガをお休みしたら、体調が番狂わせ。
自分でヨガで集中するものの、眠れない。
来週からまた体調調整をしなければならない。

眠れない中、ネットサーフィンをして気がついた。
介護の世界もずいぶん変化して来ている。
介護日記も若い世代が目立つ。
レビーの診断を受けた介護家族、すでに情報を得ている人が多い。
すごい進歩だ。
また思うところがあってGHを作ってしまった人のブログとか、
介護職の若者のブログとか。
遠慮しないものもあって面白い。

団塊の世代が要介護者になる時期ももう目の前に来ている。
戦後の新しい教育のもとでそだった人間、自分の意志も、意見も
はっきりと持ち、情操面でも自由を味わいながら生きてきた世代。
確実に今とはだいぶちがう質の高くなる介護が要求されてくるだろう。
人間の尊厳の確保は当然であり、それ以上の質を提供するためには
やはり、新しい技術や知識が必要になってくる。

ホームヘルパー2級講座も「介護職員基礎研修」という名で今年から
質の高いものへ移行したと思ったら、今年3月発表の法律案で
これは含まれず、介護福祉士を受験する資格はもっと実務3年以上
、2年以上の養成施設卒、さらになんだかわからないけど、
それ以上に600時間の養成課程も課せられるようになるらしい。
介護職員基礎研修は存在するけれどその先に進む人への
メリットはないようだ。
せっかく新しい知識を得るため、レベルアップのための
開かれたルートだと思われたのに、残念なことだと思う。
これではますます介護職につく人は少なくなる。
だいたい、国の考える事はいきあたりばったりみたいで
おかしい。
ともかくヘルパー2級はしばらくは廃止されないだろう。
そんななかで、すこしでもレベルアップしてもらいたいと思う。

介護技術や介護理念がどんどん進む中、このごろ良く聞くことば。
「バリデーション」

私たち家族は自然に身につけていたかもしれないけれど、
ここでおさらい。

私も母が脳梗塞のあと、認知症を発症し、数日で母が別の人になってしまったとき、
この悲しみは口では言えなかったし、心の傷も深かった。
話はできる母と対峙して、母ではない母を母に戻そうとやっきになった。
たたきあったり、けんかしたり、鬼娘と怒鳴られながら、涙が乾く暇もなかった。

父は徐々に進行していったこと、またレビー小体という奇妙な病気だったから
父の人格と存在を感じながらあわてふためきながらも私の辛さは
母と面しているときとはまったく違った。

母に愛された分、母の変化を受け入れられなかった。
今も多少。。。

こういうなかで自然に出来てくる心の交わし方、躱し方、がある。

これが「バリデーション」だったわけだ。

母の気持ちに共感し、寄り添い、受け止めながら、心を通わせるということ。
こちらの都合や、筋をおしつけなければ、母と平和でいられる。

☆方法
○相手の動きや感情に合わせる
○過去に一緒に戻る
○本人の言うことを繰り返す
○事実に基づいた言葉を使う
○反対のことを想像する
○目をみる
○ときにはあいまいな表現を使う
○はっきりとした低い優しい声で話す
○満たされていない欲求に目を向ける
○好きな感覚を用いる
○ふれる
○音楽を使う

在宅なら家族は自然にこれができるようになるけれど、もし仕事だったら、
この方法に、もっと精神の集中と、話し方、声のトーンとかいろいろ
加わってくると思う。また介護される人の人生もかかわってくるし。
情報収集も必要になってくる。

介護職の人たちのブログなんかにも、アイコンタクト、リフレージングとか
レミニシングとか、バリードしたとか、出てくるようになってるけど、
心から理解して使ってほしい。

母が父の遺影を指して、言った。
「ゆみこ、お父さんの写真、黒いリボン外しなさい、いつまでもかわいそうでしょ」

母が母だった。
by ygracia | 2007-05-06 18:07 | 介護に思う

介護職の人へ

在宅で限界を感じ始めて家族が頼れるとこというのは老人向け施設であるけれど、これがなかなか家族の願いと一致するところが少ない。
都心は賃貸にしろ新建設にしろ、土地もなければ、経費もかかるから数も限られてくる。
ウイークリーマンションを借りての経営なんていうのも存在するのだ。
営利目的はどっちにしても一番だろうし、規定最低限の人数でやっているわけだ。

介護職を真剣に目指してやってくる若者もまだいる。
しかし雇う側は資格がない大人をパートで雇い、即戦力として使う。
若者は面接の段階から、ことば使い、礼儀もろもろ教えなくてはならなくて
即戦力にならないからだ。
そして、この真剣に介護の仕事をしたい若者は心やさしくて、
お年寄りにはとても純粋に接して、持って生まれた感で、接しているから
お年寄りは心地よく感じている。
でも施設としては、ほかにも仕事があるわけで若者には早く大人になって
もらいたいのだ。
パートのおばさんたちは経験から覚えた対応で、お年寄りが認知症であろうが、
なかろうが取って鍛えた杵柄でなんなくこなし、ちょっとトラブルあると、
しかたない、年寄りだからということになる。
ストレスのやり場に困って、車いすを乱暴に扱ってしまうこともあるだろう。
ヘルパー2級の講習で覚えたことはある程度役にたち、それ以上の
向学心があるかないかは本人次第というところなんだろう。

人にはそれぞれ置かれた位置と範囲で自分の使命を果たすようになされている
と思っている。だから人と人が支え合って生きていくわけだ。。

先日母のケアマネとゆっくり話した。
施設では施設長と相談員と担当介護士と話すだけだったので
この方は初めて。
でも施設の裏方の立場としてまとめているのは伝わった。
ただ家族というのは、わかってくれたという錯覚から安心しきって
話してしまうけれど、介護職側は全部を理解しているわけではない。
ここでまた詳しい説明を執拗にしてしまう自分に多少嫌悪感を持った。

母は相変わらずマイペースで、居室がいちばんらしい。
レクにもでるけれど、お伺いをしないて、連れて行っちゃってくださいと
お願いした。
行けば楽しくやるのだから。
母は行動的な人間だった。向学心も人一倍強かった。
習い事はかならず、師範まで行き、その後は研究し、
お茶(裏千家)とお花(華道表現派)はうちで教えた。
洋裁が大好きで母の前にはいつも裁縫箱があった。
父の背広も孫息子のタキシードも縫った。
網膜剥離をやってからも縫い続けた。

そんな話をしていたら、ケアマネがやっぱりお家の中に静かにいるほうが
お好きなんでしょうというのだ。
母は外出が大好きだったし、今もデイとかじゃなければお出かけが好き。
先日もサファリパークに連れて行ってもらってこれは忘れていない。
ここから、また母の人柄を一口で伝えるのが難しいとつくづく思った。

歌を歌い続けるおばあちゃん、
こんにちは〜と言うと、歌いながらにっこりして、こんにちは〜〜と答えてくれる。
きちっとした身なりで毅然とした学校の先生のようなおばあちゃん、
こんにちは〜〜というときちんと会釈して、はい、こんにちはと言ってくれる。
仕切り屋のおばあちゃん、わたしを見て、「ほらほらあの人の娘さんね、
来たわよ、教えてあげないと」とひとり気を使っている。

みんなどんな思いでいるんだろう。

お年寄りを大事に思ってお仕事されていると信じているけれど
介護職の人びとがもう一歩前進してくれることで
介護家族はもっと安心できるのだ。
学ぶことも必要だし、技術も必要。
認知症ケア専門士ももっと必要だと思っている。

経験からだけで判断するのではなく、研究心も持ち続けてほしい。
ただし、介護家族に負けまいとして専門用語をふりまわすのだけはやめて
もらいたいけれど。。。
介護家族は経験から学んだ物で裏打ちされているから妙な自信も
あるし、それが全てではないとわかってるけど、ついつい
全てであるかのように自信をもってしまうから、
経験がすべてではありませんと、毅然とした態度の取れる介護職で
あってくれると頼りたいと思うかも。。。

どちらにしてもやっぱり人間性、穏やかでたおやかで平和で、その中に
裏付けされた強さがある人間、迷いもあるだろうけれど、
一生懸命が伝われば、家族も安心できるんだから。
自分が一番と思っていても、それも自分の経験や習癖から生まれて来たもので
けっしてそれがすべてではない。

理想ばっかり言ってしまうが、今介護職についた若者たち、
お仕事はすばらしいものです、いい先輩を見つけて、
いろんな事学んでほしい、お年寄りも宝の宝庫です、
精気を吸い取られるかもしれないけど?若さで乗り切って
お仕事続けてほしい。がんばって。
by ygracia | 2007-05-04 12:09 | 介護に思う

満月の日

五日市の父のお墓に行って来た。
納骨のときに置きっぱなしにしたお花も気になっていて、今日はお天気
だったから出かけた。
車はどこも渋滞。
満月の日は交通事故も多くなる。
カーラジオからは事故のニュースがいっぱい流れている。

のんびりと味の素スタジアムで、タコスとサンドイッチとクリームあんみつを
食べてゆっくり行ったら、着いたのが2時半すぎ。

古い花も片付けて、春というより初夏らしいお花を娘が生ける。
ガーデニングプランナーの資格を取った娘、このごろはすっかり花屋さんだ。
安くていいお花を見つけてくる。
工場直送なのでふつうの花屋さんの半分以下の値段。

父のお墓もすっかり明るくなった。
もちろん、ご近所にもおすそわけ。

b0055939_0444448.jpg


帰りにはまた花屋さんに寄る。
長年のあこがれ、藤の花を買い、いろいろ買って、
大手園芸店なら1万円以上になるだろうものを3000円ちょっとで
購入できた。すごく楽しい。

すっかり太陽をあびてきた私、まるで海から帰って来たみたいに暑い。

ねこたちも廊下のあちこちで、のびていた。
東京、昼頃の気温、27度だった。

b0055939_0475995.jpg

by ygracia | 2007-05-03 01:01 | 今日のお話

介護する人へ

junkoさんのブログを読んで感動した。
これこそ、私が介護してくれる人びとに知っててもらいたいことなのだ。

介護される人にも家族にも安心を与えてほしいんだ。

みなさんも読んでください。

〜笑ってなんぼの介護福祉士〜
5月1日 
質問にお答えして
by ygracia | 2007-05-01 20:56 | 介護に思う

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
プロフィールを見る