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正しい漢方の知識

先日ひさしぶりで、scallopsさんにお会いしてほんのちょっとだけれど、
漢方のことを話した。
みんなにも聞いてもらいたかったのだけど、お話がそれぞれ盛り上がってたので、聞いてたのは
私だけ?

レビー小体型認知症には周辺症状を押さえるために、抑肝散が
使われることも多い。
幻視がある、眠らない、というと結構すぐに処方される。
もちろん、漢方を扱わない医師もいるから、家族から言って出してもらう事も
あるだろう。

父の場合は、2006年だったと思うが、ねこみみさんから抑肝散情報をもらって、
すぐに主治医にそのコピーを見せたら、ほかでも使っているとのことで、父にも
すぐに処方してもらった。
父はもうそのときはベッド上の生活だったのだが、夜眠らないし、なんとなく
興奮気味だったので、抑肝散を試してみようとおもった、のかもしれない、
なにせ、記憶が定かじゃないので、あとでブログをチェックてみなくちゃ。

この抑肝散は、子どもの疳の虫に昔から良く使われていたようだ。
あとは女性なら更年期障害など。
しかし、一般的に漢方の正しい知識はあまり持っていない人が多いのが現実で、
漢方は副作用がないとか、すぐには効果がでないとか、ときどき間違った
知識のほうが流通している。
ところが漢方は
「漢方では病気をみるのではなく、そのひとの今の体調や、もともとの体質、
なぜそうなったかの病因などを総合的に分析して判断する、これを証という」
わけなので、
漢方を取り入れるときは、かならず、知識のある方にいちおう
尋ねるべきだと私は思っている。

悪い状態から、中庸といって、まんなかのバランスを保つところに
持ってくるように仕向けるのが漢方治療である。

また飲み方、飲む時間帯もきちんと把握するべきだ。
「湯」がつくものはできるだけお湯で溶いて飲むとか、「散」なら
そのままでもだいじょうぶとか、生薬の煎じ方とか
最低限知らなければならないこともある。

抑肝散、ひとつにしても、肝と腎、その他の状態を見なくては、はたしてその人に
あっているかどうかも分からないことも知らなくちゃいけない。

レビーで眠らない父に、最初はツムラ抑肝散54番が一日3包出された。
そうしたら、すぐに効果がでて、とても穏やかになり、眠るようになった。
数日で、こんどは寝てばかり。
で、2包に減らし、徐々に、寝る前の1包になった。
当時の私はまったく漢方の知識はなかったから、ただ飲ませただけ。
でも効いているのははっきりわかった。
父の幻視も消えていた。

かなうなら徘徊や幻視ピークの時期に試したかった。

現在もお仲間のなかで、漢方を調合してもらって、続けている方もいる。
素人の私がみるかぎり、かなりいいカラダのバランスを、漢方で
取る事ができていると感じている。
だから大きな周辺症状がなく、大きな薬剤過敏が見えてこない。
これもほんとうに人それぞれなので、漢方がいいとは決めつけられないけれど。

昨年、NHKで抑肝散が紹介されて(私は見ていない)、なんでもかんでも
認知症には抑肝散と、勘違いした人も多かったようだ。

正しい知識、ほんの少しでもいれておくと、自分が漢方処方を受けたいときにも
役に立つ。

それから、もうひとつ、介護鬱に陥って、悩んでいる方は、デパスやマイスリーなど飲むよりも、
漢方処方のほうが
ずっとずっと楽で、カラダに優しいと、大きな声で言いたい。
(もちろん医師の診断のもと併用できる)

漢方クリニックは自由診療と保険診療もあるので、お近くで探したり、
クリニックがなかったら、漢方薬局で相談にのってもらうのもいい。

もう一回、正しい漢方の使い方、すこしでも勉強しよう。


抑肝散
 中医学で治すなら・・・遼寧(りょうねい)漢方薬局

おくすり110番

簡単な漢方知識
漢方を知ろう




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私の書き方でおかしいところがあったら、ご指摘お願いします。
私も勉強中で言葉が足りないかもしれないので。



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by ygracia | 2009-06-30 14:00 | 抑肝散 | Comments(0)

ブレインストーミング

月一回のレビー仲間のおしゃべり会も定着してきた。
できるかぎり少人数で、みんなで話ができるようにと思っているが、それもうまく稼働してきた。
最初からの仲間は上手に話をつなげたり、ふったりもできるから、
人数が増えたらまたいろいろ形を替えながらおしゃべり会を
続けて行けると確信した。

そして出会いが運命でもあるとつくづく思ったりもした。
古い仲間の顔がサプライズで、ドアの向こうから出て来て、もうびっくり。
つながりを大事に思った。
サナさん、うしこさん、すごいよね、ほんとに。
これもレビーのお父さんたちに感謝です。

さて話は戻って、仲間でブレインストーミング。
十分に脳を使って、みんなで集団思考。
でもこれって結構普段気がつかずにやってるけど、意識してすると
かなり効果があると思うのだ。
何気なくブレインストーミングと言う言葉が、仲間からでて、
みんなが??ってなったようだけど、いいんじゃない。
意識してたまには脳を使っても。
いろんな場面でみんなもいっしょにブレインストーミング♪

もうひとつ、いつもちょっとだけ理解に悩むせん妄や幻覚についてのお話。
自分でももうちょいはっきりさせようと先生に質問してきた。

アルツハイマーの幻視と、レビーの幻視の違いは?

アルツハイマーは比較的夜間せん妄が多く、幻視はその中で起きたりしている。
夜間せん妄は寝ぼけた状態。

一方レビーはせん妄状態のときもあるが、覚醒しているときでもはっきりとした
リアルな幻視を一日のうち、いつでも見ることが多い。



私も父と母を見ていて、レビーの幻視とアルツの幻視がなんとなく違うと思っている。

レビーの父の幻視は、ほんとにリアルで、目の前でしっかり見えてて、寝ぼけはなくて
普通に見えてるものを話す。現時間同時進行。怖がったり、楽しんだり、喜んだり
いろいろ。
ヨーロッパの実験でも患者は見えてるものをリアルに描画表現しているという。

一方、母の方は、今、人がそこを通ったとか、だれか来ているとか、
虫が出たとか、そこから作話が広がる。だから今人が来てたけど
もういないとか、あまり現時間同時進行ではない。回数も少ない。
そして今はほとんどない。

脳の話は解明されてるわけではないから、このお話もあくまで一例として。

最近、医者でもないのに、知識ばっかり増えちゃうから、
やっぱりプロの医師に話をきちんと聞くことはすごく大事と思っている。

医師を信頼することも大事。
いや==な医師に出会ってしまったとしても信頼されてると伝われば、医師を目指した人間だもの
心が解けて、初心に戻ってくれるかもしれないじゃない。

家族も医師もがんばって。


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by ygracia | 2009-06-29 11:09 | 幻視 | Comments(0)

ひさしぶりの介護

今回の母の帰宅は数ヶ月ぶり。
右足の骨折もそろそろだいじょうぶかと思い、予定を組んだのだけど。。。

結局は排泄ケアの大変さを再確認して、私の腰はパンパンになって、終了。
母を抱えるからと両膝にはテーピング、腰には大判シップで、かなり悲しい私。。。

いままではリハパンで、立位も保てて、排泄ケアは困る事なかったのだが、
今回初めてパニック。
まず、大汚れのときに、ベッド上できれいにするのがいかに大変かと。
ホームで見てて、きれいになってるのかと文句たらたら言ってた自分が恥ずかしい。
なんてことはない、父のときのように、オムツとフラットシート上で、
じゃぶじゃぶ洗えばいいんだけど、問題は母。
口が達者で、待てない性格。
かならず、「もういい」「さむい」「はやくはやく」
そこを無視すればいいんだけど、できない私。

お風呂場へ直行と思ったのに、現実は立てない母を持ち上げて、シャワーチェアに
座らせるのが容易じゃない。
裸のおしりをもちあげるのがいかに大変か。
ベルトをつければいいけど、そんな時間も待てない。
オムツのまま座らせたら、こんどはうんともすんとも動かぬ母なので
オムツが座面にひっかかってとれやしない。
おしりを片側あげるのも不可能。
また結局抱き上げて、もどして、はだかになって。。。。

今回テーナのオムツを用意してなかったから、すぐに満杯になって、
2時間ごとのパッド交換。
大判おしっこ6回分なのに、だ。

車に乗せるのも一苦労。
ギブスの足がひっかかる。。。
車購入のときに、座席がまわるのにしますか?って聞かれて、
そんなのいいですよ、っと答えた自分が情けない。。

きっと母も疲れただろうな。
ホームに戻った母、わりあいけろっとしてた。
「あさって来てね。」
(明日はいいのか〜〜)

母がたったの一回、母に戻った真夜中。
「てっちゃん、いいんだよ、取り替えなくて。ぐっすり眠りなさい」
「・・・・・・・・」

今回は娘は私だけど、名前はてっちゃんということ、だった。
いつまでも複雑気分な私。



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by ygracia | 2009-06-25 10:20 | 母の記録 | Comments(4)

アリセプト

母数ヶ月ぶりで帰宅中。

動かせないということをちょっと考えてなかったら、車に乗せたとたん、
ぷーーーんと匂う。
ドライブ中は鼻が麻痺して感じなくなったが、家の前について
ドアをあけたとたん、ものすごい匂い。

覚悟して、いらいらせずに、準備準備。
ところがだ、寝たら動かせない。
おしりをざっと拭いて、シャワーペットボトルを急遽作って
流したくらいじゃ、落ちやしない。
父のように簡単じゃない、女性は。。。。。

で、痛いと騒ぐ母をなだめて、シャワー椅子になんとか座らせる。
お風呂場に直行。

軽くなった母なのに、なんと重たいこと。
オムツをあてるのも容易じゃない。
私の腕が鈍ったのかな。

とにかくひとりじゃできなくて、娘に手伝ってもらって、なんとか終了。
骨折した足はまげると痛がるし、また体重かけられないし。。
ちょっと早まった帰宅だったかも。。。

今日は母は母ではないので、書く事もない。
やっぱり母じゃないとさびしいもんだ。。
それでも母なんだけどね。

母は今は神経内科にもかかっていない。
認知症で困る事がないから?
母の脳梗塞での脳のダメージは結構ひろい範囲だった。
そして糖尿病なので、アリセプトもでなかった。

このアリセプト、父のときは劇的に効いて、元気なころの父に戻ったと驚いたものだ。
3mgから5mgに増やして、2週間くらいで、涎が溢れるようにでるようになった。
時期的なものはもう記憶も定かじゃないけど、涎は困った。
本人も悩んでた。
止めたら涎も止まった。
で、少量にするようになり、5mgを半分から、だんだん4分の1とかにして、
見てたのだけど、ほかの身体状況(脳梗塞など)から必要性を感じなくなり
やめた。
やめて変化しなかったのは、父が生活がかわり、ベット上での生活が増え、
脳の混乱が少なくなったからだろうと思う。
小さな世界で、考えるだけなので、結構クリアな状態で、いてくれた。
これがデイに行って、人に会い、その都度、その状況を判断、理解
していくためには、アリセプトの助けが必要だったかもしれない。

先日の連絡会で、アリセプトの10mg投与で、レビーのご本人が昔のように
戻ったという例が簡単だけど、発表された。
2週間から1ケ月の不穏な状況を受け入れた家族、全面サポートをした医療チーム
ご本人の健全な身体状況、その上で、成功した特例だ。
でもこれも誰でもが成功するわけではない。
なんでもそうだけれど。

アリセプトの増量投与の治験結果、まだ聞こえてこない。
医師の間では知られてるのかな。
10mg飲んでもなんともない人もいるから、そういう場合は
復活の可能性は広がるのだろう。
まだまだわかりませんね。
私、医者じゃないしね。

アリセプトを「認知症を治す薬」と思っている人も多いし、その副作用を
認知症の進行と捉える医師も家族もいると思う。
薬の治療を選択するとき、家族は、何を主体に考えるのか、
本人の復活なのか、介護の平穏なのか、両方なのか、
ほかに方法はないのか、
しっかりと考えるべきだと思う。

癌でもなんでもちまたにサプリもあふれてて、これを飲めば、だいじょうぶ、
みたいな、癌が消えたとか、いろんなものあるように、
認知症予防も、まるで認知症が治っちゃうみたいなサプリも一杯出てる。
昔から伝承されてるような、民間療法みたいなのもある。

信ずるものは救われるから何飲んでもいいけれど、やはり
成分データも明示され、値段もはっきりしているもののほうがいい。

はやりのなんとかコリンも、高額らしいけど、
キューピーの元気メイトとあんまりかわらない成分内容。
世の中不思議。

調合された漢方っていうのもすごく、効くみたい。
眠らないレビーに効いてるっていうお話聞いて、すごくいいと思っちゃった。
残念ながら調合内容はわからない。

ま、今日も明日も元気で平和で、ゆるゆると認知症と向かい合いますか。



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by ygracia | 2009-06-22 22:55 | アリセプト | Comments(0)

レビー小体型認知症家族を支える会

カーナビセットしたものの、周辺で案内終了。
それからぐるぐるまわって、もう帰ろうかなとおもったとこで、
ふいとみたら、メディカルコートの前。
なんだ。

やはり入り口を探している方がいて、「レビーの家族の方ですか?」と聞くと、
「いいえ、GHを見たくて」とおっしゃる。
その方と入り口探して、ホールにたどりついた。

そして私が再度駐車しに行ってもどると、さっきの方が。
お話ししたいとおっしゃるから、そこで立ち話。

お父様がレビーの疑いで入院なさって、結局はアルツだったとのこと。
退院後に在宅に戻すか、施設にするか悩んでいる所だとおっしゃる。
短い時間だったけど、いっぱい伝えちゃった。
でもすごいのは、その方も介護で苦労されたのだろうか、私の一言一言を
すぐ理解してくださった。
できたらもう一度お会いしたいなと思った。

遅れてお部屋にはいるともう時間もおしていて、家族のお話も
あまり聞けなかった。
すこししたら、なじみの顔がやってきて私のとなりにすわったので、ほっとしちゃった。

内容は、介護の基本。
また汗の問題で、自律神経の問題で、それをチェックするのに、汗をかいている
ときに手足をさわって、冷たいと、それは自律神経失調とのこと。
検査もできるそうだ。
でも、漢方も効くんだけどね。

皆さん静かに聞かれていて、あまり発言がない。
もっと自由に発言していいと思った。

感じたのは、家族がやはりまだまだレビーを知らないし、家族会に顔を出される
方はまだいいのだろうが、なんだかわからず、レビーを知らない医師の
元で、救われるはずの人生がどんどんつぶされていってるのかとも思った。
70代なんてまだまだ若いのに、あきらめちゃいけないのに、レビーを知らない
ばかりに。。

また妻の気持ちってむずかしいなと思った。
苦しめたくないという一途な気持ちが、妻は思っても、じゃ、夫本人はどうかって
考えたら、発語がなくても、なんとか意思を確認できないのか。
今日見えた方はおそらく老いた妻たち。

短い時間の家族会なので、一方的な部分もいなめないが、
家族自身から発言できるようになっていったらいいなと思った。
家族はどうしても自分の状況を訴えたいから、時間もひとりじめしてしまうし、
核心からそれてしまうけど、
そこをうまく誘導するのも司会者の力。
上手にすすめて、皆が話せたらいい。

いろんなところに顔を出すのは節操がないと思われてしまうかもしれないが、
私は、医療の派閥や、治療法の違いや、薬や、サプリや、そういうものを
超えて、レビーの本人と家族が、いろいろな選択ができる場、心休まり、ときには
勇気がわいてくる場というのを
どんどん広げてもらいたいと思うので、私自身が目にして、耳にして、
判断できるように、いろいろな場所をしっておきたいから、あちゃこちゃ
出かける。 追い出されない限りね。

レビー小体型認知症家族を支える会 交流会

2009年 
7月23日(木) 
8月20日(木) 
9月17日(木)
17:00〜18:00  参加費無料 
連絡先  045-914-7087
 場所   MCCメディカルコート



レビー小体型認知症研究会


アメリカのレビー小体型認知症家族の会のロゴマーク
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by ygracia | 2009-06-19 01:50 | レビー家族会 | Comments(5)

認知症って。

レビー小体型認知症という名前があちこちで聞かれるようになったけど、いつも不安に感じることもある。

先日、京都大学の先生のお話を聞く機会があり、認知症との向き合い方など
ほんとうに心打たれるものばかりだった。
そのときも認知症の種類で2番目にレビーが紹介されたが、ぽかんとしてる人も
多かったかもしれない。
幻視を大きな特徴としていると、幻視があるというだけでレビーと思う家族もいるかもしれないし、
アルツハイマーやピックのことも家族は頭にいれておかなくてはいけないと思う。

レビーは一概には言えないけれど、まず、真面目で穏やかでユーモアセンスがもともとあったという
人間が多いような気がする。真面目というのは頑固ともとれる。
性格が強い人だとしても心配りの良くできた方なんていうのも多いと思う。
すくなくとも古レビー仲間の親さんたちは皆そうだ。

じゃ、アルツは違うのかと言われたらこまるけど、アルツになるとわがままや、
甘えが先に出て来るような気がする。自己主張が強いような。
といっても「気がする」というだけで、何の根拠もない。

先日の第33回在宅認知症ケア連絡会は、100人近くの出席者があり、盛況だった
にもかかわらず、私としては不完全燃焼。
事例の選択が絞り込めていなかったということがずっと引っかかってしまい、
事実、出席者の意見が事例をもっと現実的なものにできなかったのかということ、
解決策の案が見えなかったということ、
事例の一つは特例だと思うという、いろいろな現場の訴えが聞こえて来た。

テーマは簡単にいうと不穏をどう考え解決するかということで、
薬物に頼らずに何かできないかということ。
出席者は現場で闘う介護士や、ヘルパー、医師などで今回は看護師さんが多かった。
話し合いの最中も、ケアマネさんがやはり大声で叫ぶ人のショートを
無理矢理頼んだけど今、無理だと言う返事がきた、明日向かえに行かなくちゃならない、
なんていうのもあり、
医師も大声は地域の問題にも発展するケースもある、認知症を地域がどのように
受け入れているか、拒否するか、現実を見なくちゃいけない、という話もでた。
また介護士で、その施設では、不穏な方に徹底して向き合い、当たり前だが
「優しい心のケア」で対応して、防げているとのこと。
「大声」をその方の意思の伝達であると考えれば、かならず理由があるから
あわてずに、「優しさ」で対応してみるのだというのが多かった。
薬で対処は避難的選択だけれど、それも一つの考え方で、その後のフォローを
続ければ問題ないとも話にでた。
ただ認知症を理解しない医師がいるのも事実で、薬物大量投与につながる
可能性もあるから家族も周囲の人も良く判断していかなければならない。

テーマと事例にもとづいて、ここまで意見がいろいろでたのは、今回の会は
成功なのだろうけれど、みんなが知りたかったのは、難しかった例、問題が多かった例、
対処方法、など、もっと現実に則したものだった。
もっと事例を募集してもよかったくらい、出席者のほうがいっぱい抱えていた。
結果は求めないけれど、もう少し、皆が満足いく、そして地域に啓発できるものに
なっていけばい。机上だけで終わらないように。

さて今日はレビー介護家族へブログの紹介。
何年も前からアメリカのDLB家族会のHPはみていたが、これを訳してくださって
いる方いらっしゃった。
ぜひ読んでもらいたい。

lewybodyの日記


またこころあたたまる、介護士のブログ。
涙出ちゃいます。

カイゴノショクニン



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by ygracia | 2009-06-18 13:22 | 今日のお話 | Comments(0)

認知症の家族を抱えて、私たちにできること

先日は音楽でつながる人のこころを感じることができた。

人間というのは何かしら与えられた使命があって、それをやりとげるかどうかは
別として、自然な道に自分をおいて、力あれば何かを振りまきながら、また手を
差し伸べて、またはかけつけて、悩んだり、疲れたり、笑ったり、
泣いたりして生きているのかもしれない。

私も父と母が認知症になり、サポートが必要になって、自分の存在がどういうこと
なのか考えるチャンスももらった。
多くの人々に出会い、そこからまた自分の糧を得て、両親に感謝して生きることも
経験することができた。

それぞれが与えられた使命を決して力まず、まっとうしながら、それをまた周りに
やわらかい日差しのなかの水まきのように、やわらかく、ふわふわと振りまいて行けたらいい。


かめこさんのブログ
で介護者のための講座のお話が続いている。

この講座、とても興味深い。
介護者の心のケアを私はいつも大切だと思っている。
以前、認知症在宅ケア連絡会でレビー家族としての在宅ケアの話をさせてもらったときも
「介護者のこころのケア」を訴えた。

こういう講座を受けた方が、また小さな家族会などで、お話していったら、
介護者自身が介護生活続けながら、自分のこころのコントロールができるのだと
知る事ができて、楽になれる人が増えると、思った。

プロに介護家族のための心のケアの専門士や、システムがないなら、
介護者自身が勉強してもいい。
また介護者が講義を聞きに行く時間も取れないだろうし、
家族同士でサポートできたらいい。

認知症家族を抱えたそれぞれの経験が何かの形で広がっている。
いいことだ。。。。。

あ〜あ。心理療法士も興味あるし、言語療法士もやりたいし、
認知症ケア専門士も取りたかったし、やりたいこといっぱいあった。

家族があたふたしなくてもすむ、介護生活を安心しておくれるように、
人間として素敵なプロがたくさん育って行ってくれる事を願う。

いいプロをうみだすために家族は、声を大にして、いっぱいいっちゃおう〜〜〜〜
ブログもばんばん書いていってもらおう〜〜〜
みなさん。ふぁいとぉ〜〜



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by ygracia | 2009-06-10 11:10 | 今日のお話 | Comments(4)

音楽は世界をひとつに

ご心配かけましたが、指の怪我、おととい抜糸できました。
もう復活です。

で、気分よく、音楽鑑賞に行った。


第3回アジア伝統音楽芸術祭(韓国・モンゴル・中国・日本)東京公演

出演
李世煥(玄琴)、吉岡龍見(尺八)、富元清英(唄/琴)、
金澤榮(津軽三味線)、王暁東(琵琶)、
今藤珠美(長唄三味線)、
アラーンズ・バト・オチル(馬頭琴)、バダム・バロルマー(楊琴)

もう大感動。

音楽というものがなぜ人間の生活のなかに生まれて来たのか、
どういう形で出て来て、伝承されてきたのか。

こころとカラダに染み入る音色と、リズム感って。。

とにかく素晴らしかった。

韓国の太い弦の玄琴をみたのも初めてだけど、自然の音。
そしておなじみの太鼓もなんともカラダに入る音。

日本の琴や、三味線、尺八は原始的なものから、どんどん洗練されていって、
研ぎすまされて、日本の美という形で人間のもとに戻って来ている感じ。
これまた人間の人生や姿を表していて、最高なのよ。音が人生なのだ。

そしてですね、津軽三味線は、もう、なんで〜〜って言う感じで。
人間の生命力と津軽の荒海とそこに生きる人々のこころそのままっていう感じ。

で、モンゴルとなるとなんという楽器が勉強不足だけど、たたくピアノみたいな
もの(楊琴)と、
三味線の大きいもので、竿の上に馬がついてて、チェロのような弾き方をするもの(馬頭琴)で、
これがやはり大陸の音なのと、
声そのものが、楽器になっているという不思議さというか、それこそ、
人間が音楽を愛した形のあらわれなんだと思った。
アイヌのような、インディアンのような声の楽器。
これが美しい。男性の声できれいなのだ。

中国の琵琶は日本でみるものより、もうすこし素朴な感じで、これはもう中国何千年という
歴史のなかの漢詩そのものの音。
すごい。  まいった。

圧巻なのは最後に全員で合奏すること。
これはすごい。
音楽ってすごい。
それぞれの伝統楽器、あわせるのは大変なのではと思ったけど、
まったく心配なし。
素晴らしい、の一言。

西洋人が数名きていて、その人たち、津軽三味線に魅了されて、おもわず、
最後にイェィ〜〜〜と叫んでしまった。

韓国のおいしいお土産いっぱいで、のり巻きと、トック(もち菓子)とか
おこわとか買って夕食にした、
うま〜〜〜〜〜いい。
で、店員さんに、韓国語で言われたけど、何にも言えない私だった。
聞かれた事はわかったけど。。。。。。答えられない。
なんてことはないことなんだけどね。

とにかく久しぶりの音楽。
こんなに素晴らしい音楽を数千円で聞けたなんて、みんなに勧めたい。

聞いている私もきっと変って来ているんだと思った。
高齢の方が家族に手をひかれていらしてたが、なんだかお年寄りみんなに
聞かせたいっておもった。
からだに染み入る音。
耳が遠くてもからだに響くかもと。。。むずかしいのか。



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by ygracia | 2009-06-06 14:55 | 今日のお話 | Comments(0)

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
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