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葬儀

故 マリア・アンナ 岡村マサ子

通夜式 1月27日(金) 午後6時〜7時

葬儀ミサ 1月28日(土) 午後1時半〜3時

場所 カトリック高輪教会 (品川駅前ざくろ坂を上がった左角)


連絡〜まで。
by ygracia | 2012-01-26 14:52 | 母の記録 | Comments(2)

お出かけ

父が迎えに来た。

猫のらんらん介護士に励まされながら、孫息子と婿に
手を握られながらも、静かに、そして
嬉しそうに、母は父と一緒に出掛けていった。

2012年1月26日(木)午前1時13分、母永眠。
by ygracia | 2012-01-26 04:32 | 母の記録 | Comments(22)

大混乱から静寂へ

母の癌の痛み止めを開始してから、展開が早過ぎて
私の頭の中はパニックを起こしていた。

ナースに見せていたメモ書きも乱雑を極め、
何を書き留めるべきか分からない状態。
もしかして、認知症の始まりか、なんて。。。

混乱の原因は「麻薬」
癌治療もどんどん進んでいて、モルヒネと聞くだけで
恐れていた母世代の人たちはきっと信じられないくらい
緩和治療は良くなっている。

息子が早い段階で、緩和治療と薬の教科書を貸してくれたので、
薬が開始されるときは、そんなに恐くはなかった。

しかし人間の心理というものが、、これがかなり難しかったのだ。

確かに痛みは和らぎ、母の寝顔を見て、ほっとするという時間が増えた。
しかし、確実に母は弱って行く。。

レスキュードーズと称して、痛みがあれば痛み止めを、、
というのが、今度は私の心理的問題を呼び起こす。

母を薬漬けにしている感覚に陥るのだ。

緩和にはちがいないのだけれど。。

時間をあけようと考えると、そういうことに関係なく母は苦しみだす。
(ただし、静かな訴えではあるけれど。)

母がときどき覚醒し、話をすると、薬が効いているからと、思い、
母が眠ってしまうと、薬が母を眠らせてしまうと思い、

混乱。

乱雑になるノート
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ネットでお勉強
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そうこうしているうちに、痰がからむようになり、
暴れる母の痰吸引は無理と判断し、担当ナースを呼んだら、
先に訪問医が到着。
酸素導入、抗生物質点滴となった。

しかし、ここでまた私はなんだか納得いかなくなった。

”チューブにはつながない”はずが、点滴の痛みに母は耐えなければならなかったし。。

午後になり、訪問医に点滴は続けないと電話。
家族の意志に従うとのことで、明日からの点滴もなくなった。

酸素はしているが、母がいやがるので、鼻近くの酸素濃度が
高まるように、パジャマの肩にチューブがとまっている。
くまちゃんにもレスキューお願いして、チューブの位置を調節。
眠りにおちた瞬間を見計らって、鼻に装着。
しかし、ちょっと目を話してたら、くまちゃんが酸素吸ってた。。

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暗闇に光る、酸素マシーン〜
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今日のこの日を想像もしていなかった昨日。
娘に頼んで母の香水と、靴を買って来てもらった。

母の匂い、おばあちゃんの匂いは、「シャネルNo.5」
靴は「銀座YOSHINOYA」

母が持っていたものには及ばないけれど、気持ちだけでもと。。
着ていくものは、母自身が作ったレースのドレス。

華やかだった母を華やかに送りたいと思った。。。

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静寂のなかで。
by ygracia | 2012-01-25 02:16 | 母の記録 | Comments(0)

母のつぶやき その5

今日は夕方から私の心臓のほうがパクパクだった。

ずっと懸案事項になっていた、祭壇をきれいにするというのを
やっとできた。

昔、父がせっせと作った祭壇、貼られた壁紙もくすんでいたので、
ネットで壁紙を購入し、娘が張り替えた。
お花も取り替え、すっきりした。

その直後、母が突然吐いた。
昨日のおしること、今朝のOS1ゼリー。。。
まったく消化していないことになる。

それからぐったりしてしまった。
そのあと、痛みなのか、わからないがいつものように
からだを丸め込む。

吐き気止めの座薬をいれ、治まってきたところで、
すこしせん妄状態。

「てっちゃん、1時くらいにでかける?、美容院。」
「髪を洗わなくちゃ」

母の髪は伸び放題だったし、洗ってあげようと思いながら
具合の良いときを見計らうのが難しく、できなかった。

「てっちゃんは?」
「ゆみこだよ」
「ゆみこはどこ?」
「ここにいるよ」
というと、私の手を取り、にこにこして、私の手に
ほおずりする母。

どうしちゃったんだろう。

そのしぐさもまるで、ありがとう、ありがとうと言っているようだった。

すぐに意識が遠のいたかんじになった。。

しばらくして、2週間もでていなかった便が大量に
ガスとともに出ている事に気がついた。

そのとき、ナースから現状伺いの電話が入る。
で、状態を話し、手が異常につめたいこと、体温が低いこと、
便が出たこと、など話し、
医師からの指示で、フェントスを2mgに増やし、
アンペック座剤をいれた。

次の薬を投与したら、きっと母は眠りにはいる。。。
そう感じた。

夫、娘に最期になるかもしれないと伝える。

息子にも連絡し、すぐに戻った息子、母はぼーっとした意識のなかで
孫息子の顔を見て、すこし覚醒した。

母は眠るでもなく、ぼんやりとした状態で、ときおり
顔をしかめる。

今日は徹夜で見ていようと思った。

10時少し前に当直医師が来た。
初めての先生だけれど、いつもの事務局のナースマン。
丁寧に診察してくださって、
心音、呼吸とも問題無し!?血圧も低くなく。。
お腹の音もすこぶる良くて。。。
胃腸炎の可能性があるけれど、普通の治療ならば
補水もかねて、点滴だれど、家の場合、家族の意志で、
点滴などはしないとの意向だけれど、それでいいですかと聞かれる。

はい、と答える。

心は乱れたけれど、さっき、ナースが落ち着いた声で言ったくれた

「あとは、ご家族でゆっくり見守ってあげてくださいね」

が頭の中に響いて来て。。

いいんだ、これで。。


とにかく、今、どうのこうのということはないということで、
一件落着。

でもいつ、何があってもおかしくないので、、

ちょっとあせった、今日の私。

しかし、フェントス、増やしちゃったけど、
ほんとに痛みなのかなあ。

そこが難しい。
けれど、母の眉間のしわがなくなることは確かなのだ。。。


おじいちゃんの正確さをほめたたえながら、壁紙を張り替える孫娘。
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遠い意識のなかで祭壇をながめる母
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by ygracia | 2012-01-21 00:37 | 母の記録 | Comments(2)

母のつぶやき その4

フェントステープ3日目の張り替えをした。
夕方から、左足を曲げて、右を向き、ベッド柵につかまる様子が見えた。

「痛い? がまんしないでね」
というと、「だいじょうぶ」という。

張り替えのあともしばらくして、また動き出した。
オプソ。

そしてカロナール。
飲んでくれた。


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今朝の母のつぶやきは。。

「痛くはないけど、だるくてだるくて、手があがらない。仕方ないね。」

ナースが来て、清拭をしてもらった。
オムツも止めて、昔買った、テーナのコットンパンツを出して、
今使っているパッドをあてた。
そのほうがかゆみも出にくいのではということで。

気持ち良さそうに眠っていたが、3時すぎにお茶を飲んでもらってたら

「もうすこししたら、ごはん食べようか」というので、

おかゆや、ほうれん草などマッシュして用意したが、どれも3匙ほど。
おしるこがいいというので、昨日に続き、湯のみでごくごくおしるこ
100ccほど飲んだ。

話しかけると答えてはくれるが、目ははっきり開かない。
ぼんやりとしているわけだ。

後悔や迷いやいろんなものが私のこころのなかを駆け巡っているけれど、
私のそばで、母が息をしていることに安堵感を感じる。
家族ではない人々に大事にされていたとしても
母と離れて別れてしまわずに済んだことに感謝。
母と私は宇宙にひとつだけの混じりけのない、つながりなんだから。

と引きこもっててもいけないので、歩いて1分のところにできた
本日開店のスーパーに出掛けた。
夜も8時だからすいただろうと、頭ボサボサで行ったら、
ま〜〜とんでもない混みよう。
まぶしい光と人に酔っちゃった。。

しかし、これからは非常に便利。

ただ静かな町がざわついてるのはちょっとイヤかも。
また車が良く通る場所なのに、みなさんご存知ないから、
自転車で道路真ん中走ってる。
こどもも店から飛び出している。
危ないなあ。
たぶん違法駐車も増えるかも。
幹線道路から時間指定の右折禁止に引っかかる車も増えるだろうなあ。
町の空気も人の流れも変わるのかなあ。。


ぴかぴかのスーパー
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by ygracia | 2012-01-19 01:29 | 母の記録 | Comments(0)

母のつぶやき その3

昨日の夜9時にフェントステープ開始。
一日一回張り替え。
医師は背中、肩甲骨下あたりに貼るようにと言ったが、
説明書にはカラダ前面のみとしか書いていない。
薬剤師が確認取ってくれて、背中でも良しと分かった。

変えたのはいいんだけど、、興奮気味。
クッション投げたり、注意すると、「わかった、わかった」と
まるで元気なときの母のよう。
朝方には、いろんな人を呼び出して、何やらあやしい動きなので
あわてて起きる。
というか、ほとんどうつらうつらの私なんだけど。

で、話してみると、起きるから手伝ってって。
歩けないのというと、なんでそんなこと言うの、と嘆く。
電気を全部つけて部屋を明るくしてみせると、
父の遺影を見て、「お父さん、私をおいて行っちゃった、
ひとりぼっちになっちゃった」と嘆く。

ひとりじゃないよ、ゆみこがいるよって言っても聞いてない、
というか聞こえてない。

で、なんとかなだめて寝てもらうけど。。

朝7時半、
「てっちゃん!」と呼ぶので、ゆみこ、だよと言うと、

「そうだそうだ、ゆみこだ。ゆみこはおかあさんと一緒だよ」って。

胸がドキンとなった。
母がすごく嬉しそうに言ってくれた。
母が自分のことを「おかあさん」と言ったのは何年ぶりだろう。。

そして、そのあと眠り姫になった母。

補水や、メイバランスゼリーや、ウィダインゼリーやアミノ酸ゼリーを
ほんとにときどき、目を開けるときを見計らって飲んでもらう。
ほんのひとくち、ふたくち。

それでも夕方は少し覚醒してたから、おかゆのうらごしと
おしるこ、舐めてもらった。
おしるこに、ひさしぶりで「おいしい、おしるこ作ったの?」って言った。
こしあんを溶かしただけなんだけど。。
母は料理も師範だし、なんでも得意。
だから私は小豆を煮るのがへたくそ。。
たった3さじのおしるこで、また母は眠り姫になった。

痛みのない時間を安心した顔して眠る母を見て、

これでいいんだ、、と自分をなだめた。


ナースは週3回、様子見で今日も来てくれて、
手当もしていってくれる。
訪問医入るし、呼ぶしで、毎日見守る人が来てくれる。
この体制が、私をしっかり支えてくれる。

二晩の徹夜でしっかり風邪引いた私。
葛根湯を飲みまくって、なんとかしのいでる。

photoはまたあとで。
by ygracia | 2012-01-18 01:21 | 母の記録 | Comments(0)

母のつぶやき その2

私の頭の中も混乱中。

麻薬を飲むということは、母の意志でもなく、
痛みを訴えられるけれど、がまんしているのか、
何をどう訴えればいいのか、良くわからないでいるのか、
そのあたりは、はっきりとはわからない。

痛いの?と何回も聞くと、うるさいと怒り
「なんともない!」と言う。

昨日も今日も薬のせいか、寝ない、と思ってたら、
どうも10時すぎから、激痛があったみたいだ。
でも、わーわー騒ぐ訳でもなく、ただゴロゴロ。
ときどき、せん妄状態なのか、意味不明のことを言う。

昼間はそうでもなかったので、今日はオプソはいらないなあと
決め込んでた。

でも薬のせいで吐き気もある。

尿バルーンは思い切って、抜いた。
先生も母が最後の最後で、「別に何ともない」なんていうから、
抜くかどうか躊躇したけど、抜いた。

すっきりはしたし、母は起きると言い出した。
出掛けるのだそうだ。
だから着替えるとのこと。

車いすにうつして、着替えてテレビ見てもらう。

こちらは24時間尿がでなかったら、また入れなくちゃならないと
心配で、ちょこちょこ水分とは思うのだが、
飲まないし、飲めない。

今日は寒過ぎるから出掛けるのはやめようと言った。
じゃあ、わかったと、テレビ見てる。

ベッドに戻って、休んでもらってて、私は2階へ。
このところ寝てないので,ソファに座ったとたん、寝てしまった。
目がさめて母のところに行くと、布団はめちゃくちゃ、なんかおかしい。
良くみると、ベッドにまきつけてあったスカーフがほどかれて
なげてある、
さわったらぬれてて、。。

吐いたという。
ティッシュが目の前にあるけれど、それを認識できないので、
手にさわったスカーフをほどいたらしい。
ほどくことがすごいけど。

吐いたのは、さっき舐めてた黒飴の液と水分。
残ってたちいさなかけらを取り出しておいてよかったあ。

で、まったく寝ない。
ついおとといまで、ぷーかぷーか言って寝てたのに。

今夜からフェントステープ開始。
2時間して眠るかなと思ってたら、なんだかベッド上であばれてる。
クッションなげたり、ティッシュの箱なげたり。
話もいろいろ。
「手術、病院、」というので、手術したいのかとこっちはどうにも
やりきれない。
「ここはうちで、病院じゃないよ,手術はないよ」
「おばちゃん、退院?」

「ゆみこはおとうさんの写真のところで寝なさい」母の目の先には父の遺影がある。

「てっちゃん、ねえちゃん、頼む」
なあにと飛んで行くと


「ニンゲンコロシテ」

 。。。。。。。。。。。。

痛いところが腰あたりだとはっきり言う。

痛かったら痛いというのよって、言うと「なんにも痛くない」


吐き気止めの座薬をいれたばかり、痛み止めの座薬いれていいの???
オプソがすこし聞いて来たみたいで、やっと静かになった。
でも熟睡はしていないと思う。

大変な最期だけれど、なんだかなあ。

手術すればよかったのか、また考えちゃったが
自然に行こうって決めたから、

食欲だすためのステロイドの座薬はお断りした。

比べちゃ行けないけど、ターミナルのとらも、コッキーも
ステロイドで、カラダの機能を無理に使ったから、
確かに一時元気になるけど、それは自然の摂理に
反していたって、いっつも思うんだ。
心臓も倍動かされて。。。

母は自分で決めている。
水もいい、食事もいい。。

ほんとにいいのか、見てるだけで。

これが私に与えられた試練ではあるけれど。


88才、りっぱに人生やってきた。。

テレビのニュースで、岩見沢がでたら、
「勉強に通ったのよ、電車で」って。
そう母は岩見沢高女の生徒だったから。

雪景色。

母が夜中だというのに、さっきまた出掛けると言うので、

そとは  おおゆき。。。。

と言ってみたら、そお〜〜〜って。

ごめんね。




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by ygracia | 2012-01-17 02:17 | 母の記録 | Comments(1)

母のつぶやき

訪問入浴一時間前、訪問医に電話。
入浴中止連絡。

エンシュアごくごく、お水ごくごくで朝が始まった。
といっても10時半すぎ。

うつらうつら状態で「オナカガイタイ」と言ってる。

12時過ぎに「お腹がすいた、ごはんは?」と言う。
お風呂屋さんが来るから済んでからにしようといって、
布団を治してたら、母の様子が激変。

吐く!
うがいキャッチでセーフ。

エンシュアと胃液。
3回ほど吐いた。

その後は、治まったものの、痰が出て、一生懸命
ティッシュで拭き取っている母。
自分でできるのはすごいと思いながら、私の頭のなかでは
吸引器、準備しなくちゃ、と。

おおあわてで、ほこりかぶったカバーを外し、チューブをつけて、、
あれ、なんか足りない。
そうだ、、、カテーテル。。
で私のベッドを動かし、クローゼットをあけて、
引っぱりだした。。。

治まった母、やっと静かに眠るかなと思ったら
「胸が痛い、先生呼んで」と言った。

苦しいと言う。

吐き気はオキシコンチンとオプソのせい。

先生に吐き気ドメは?と言われて、冷蔵庫にいれてあると思い、
先生と覗き込んだんだけど、、なかった。。
で、先生が持っていた錠剤ナウゼリンで、応急処置。

念のためにニトロも。
だけど、、あとから考えて、、、、う〜〜ん。
わからないので、深く考えるのはやめた。

ただすべての痛みだけは避けてあげたい。

先生、今日はずっと走り回ってる。
「今日は、みんな吐いてるのよ。。なんだろうなあ」

玄関で靴を履きながら、「じゃあ、がんばってね!」って。。。
私にがんばれかあ〜〜


先生が帰ってから、ナウゼリンの座薬ハッケン、、、
物忘れも激しくて、私のほうが、あぶないぞ。。
この間ももらってあった、処方箋、薬剤師に渡さなくちゃいけないのに、
もらってない、何て言っちゃって、彼女が帰ってから
ハッケン。
ほんと、ボケボケ状態な私。。


吐き気がいつくるかわからないので、母のそばにすわってた。
疲れちゃってテレビをみる気もせず。

夫に今日は、ちらし寿司でも作ろうと昆布だしでご飯炊いちゃって、、
間に合わなくて、そしたら、夫は意気揚々とコンビーフ缶を出し、
ビールを出し、ラーメンの袋を手に、鍋出して、、、
昆布だしごはんも旨かったよ、って。。。

ま、いいか。

私はお茶漬け。。

母、寝ない。

すぐ起きちゃうし、起きてトイレに行かなくちゃという。

ハイテンションで、しゃべってる。

誰としゃべってるんだろう。

オキシコンチンとオプソの副作用?がしっかり出て来た〜

むにゃむにゃで意味不明のこともあるけど、

「あ〜〜もういやだ」とはっきり言うので、こっちがドキッとする。

吐くかもしれないし、起き上がってしまう可能性もあるから、目が離せない。

なんかオプソ飲んでも、ほんのひととき静かだっただけで
ゴロゴロし始まった。

あ〜〜眠いけど眠れないかも、、、今夜は。


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by ygracia | 2012-01-16 01:42 | 母の記録 | Comments(1)

ひととき

ホームを退出するときに、今月は逆ショートを開始する予定でいた。
母にはショートを利用する体力は残っていないので中止。

父のときのように、数分ごとにいろんな変化が起きたり、
痰吸引や、体交や、することがあるわけではなく、
痛みがあるかどうかを見、寝ているときに眉間にしわを寄せてないかどうか、
からだをかきむしってないか、とか、たま〜に
私の悪あがきで、水分補給とか、、ぐらいで、することはないんだけど、
時間的拘束と不安は、どうしても取り去る事はできない。

でも少しは休まなくちゃと、昨日はやっとピラティスに参加。
1時間、何にも考えずに内筋トレーニングをした。
帰りに娘が向かえに来てくれて、そのまま、以前から気になっていた
商店街のはずれにある、珈琲専門店へ。
若い男性ふたりがやっている。。みたい。

で、ほんとにひさしぶりのカフェで、ゆったりした。

飲み続けても消えないアートに、こころもほんわか。。

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おまけで
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ほんのひととき、ほっとしたけど、直後からは、早く帰らなくちゃ、、、と。


母はなぜか昨日は食事を2回取る事が出来た。
おなかがすいたそうだ。
オプソで痛みを感じる時間が減ったのかもしれない。

今日もなんとかお昼ご飯を少し食べた。

ま〜ちょっとだけだけど、ゆったりした時間が流れている、、かも。。。
by ygracia | 2012-01-12 15:18 | 母の記録 | Comments(0)

母の決意

人は、死に向かうとき、食事も少なくし、寝ながら、
自分で体内の水分を減らしていくんだそうだ。

母もそうなのだろうか。

今日は、すっかりペースが狂ってしまい、変な時間にオキシコンチンを
飲んだから、そのままぐっすり眠ってしまい、
まだ悪あがきをしている私に夜の10時に起こされて、エンシュア少々、あんこを少々
お茶を少々、食してもらったけど、ま、母にしてみたら
迷惑千万なことらしい。
だけど、ちょうど始まった向井理のドラマに目を見張り、
娘が「今売れてる俳優よ」というと、
「何ていう人?」と聞いてきた。
おそるべし、向井理パワー〜〜
寝ているおばあちゃんも起こしちゃう〜〜

向井パワーには勝てない私の悪あがきは続く。

今の母、ちょっと呼吸が乱れてるらしいけど、寝ているときは
幸せそうに寝ているので、それでいいんだと、私が納得すればいいんだけど。。
ついつい心配になり、起きてるところを見計らって、
強硬手段でOS1ゼリーを、ラブ注入!とばかりに押し込んだら
べ〜〜〜っと出されてしまった。。
意味なかった。

今日は訪問医と相談して、まだ会話が出来る母を見て、
しばらくオキシコンチンは増やさず、
オプソで対応していくことにした。
増やせば、眠り姫になって、そのままお別れになる可能性もある。
そういうときが必ず来るんだけどね。。

カロナール300も飲む、これは麻薬で押さえきれない
ところをカバーするんだそうだ。
しかし、飲ませるのが一苦労。
昨日はエンシュア少々に混ぜ込んでスプーンで入れた。

口濯ぎが難しくなり、これも残念。
できるよ、とがんばるけど、一回ブク、くらいで終わりになった。

褥瘡も仙骨部にあっという間に出来た。

尿量も減って行く。

フェルガードもAHCCも飲めなくなった。

ちょっと口にいれてみたけど、嚥下が恐い。

フェルガードもオプソのような5mgくらいの内服液があったら、
すごく助かるのに。
ピュッといれて飲めちゃうとか、胃ろうにも負担にならないし。

いつかできるといいなあ。

そうそう、たまたま見つけたヘルパーさんのブログで
簡単足湯のやり方がでてたので、やってみたら大成功だった。

ゴミ袋を用意して、その中に足をいれ、
熱めのお湯でびしゃびしゃにしたタオル2本作り、
片足づつ包んで(足首も)、袋の口を広がらないようにして、
上からお布団なり毛布なりかけておく。
私は途中でもう1つタオルを作って足の上に
置いてみた。
20分くらい置けるみたいだけど、母が動き出したので
15分で終了。

足はひざしたからほっかほっかになってた。
気持ちよく眠ってしまうほど。

まわりが濡れる事もないし、わざわざ、寝たまま用足湯器を
購入する必要もないし、レンジでチンのタオルよりじんわり
あたたかいし、これはいい。

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足湯中〜〜
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訪問入浴で新陳代謝が良くなって、覚醒した母を見て、
足湯も大事だなあと思ってたんだけど、寝たままでも
簡単にできてうれしい。


今日はいとこの葬儀だった。
母が可愛がっていた、母の甥。
突然の訃報に驚いた。
札幌からいとこたちがやってくるというので、
母にも会いにくるかなと思ったんだけど、
やはり、高齢でもあるし、葬儀のあとということもあって
来なかった。

私も稲毛まで行くのは難しかったので、電話でいとこの息子と
話をした。
その子と、母の間にも私の知らない人生の思い出がある。
人とのつながりって、不思議なものだ。

母には何も言ってないが、じっと祭壇のマリアさまを見つめる
母の目が気になった。
何かを感じているのだろうか。。
甥のことなのか、母自身のことなのか。。

なんだか母の決意を感じる日々が続いている。
by ygracia | 2012-01-10 23:50 | 母の記録 | Comments(2)

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
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