アスタ マニャーナ、また明日! gracia.exblog.jp

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
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ピック病なら精神病院???

先日のNHKフォーラムで、ビック病の方の生活が映像で流れた。

ビック病でも自分の存在の意義を見つけてそれを周囲がサポートすることで
元気に在宅で過ごしている。
もちろん、家族は大変なのはかわりないけれど、それでも考え方や視点を
変える事でこんなに元気に過ごせる。
そして、しっかりしたサポート体制はぜったいに不可欠だ。
これからの認知症を考える時、とにかく支援の体制を作らなきゃ、あかん。

ピックだから一生精神病院に入るというのはありえないと私は思う。
もちろん薬の微調整のため、そして大きな治療目的の入院なら理解できるけれど、
病院は生活の場ではない、と思うのだ。

どんな認知症であろうとも受け入れられる施設はまだまだ少ない。
本来のひとりひとりに合った介護をしてくれるところ、あるなら教えて欲しいくらい。
胃ろうはだめ、インスリンはだめ、高齢になったら何かしら起きるのは当たり前なのに。
結局おとなしくできるなら、とか自然死するなら、とか、だったら受け入れますよってことか。

母のホーム、今日は歌の会だったが、母の車いすはそこにはなかった。
眠いからだろうし、行かないと言うから、参加してないんだろうけど、
1分でも覗かせたっていいんじゃないかな。
ピアノの音にすこしは脳がリラックスするでしょうが。
たとえ、鍵盤1回の音だったとしても。

出席してなかったのは、レビー系のTさんとうちの母。
なんだかなあ。
私が施設を作ったら、眠ってる人も、ちと起こしてみて、並んでもらうけどなあ、

寝てるからってあきらめるのが介護なのかな。
連れてってもすぐ帰るっていうから、連れて行かなくて良いっていうのが介護かい?

がっかりしたのだ。

布団カバーの汚れも、シーツの汚れも、母のめやにも、またのびてた爪も
いつまでたっても変えない、古いアズノールも(3年くらい前のもんじゃない?)

究極は、壊れた介護ベット。

ありえない。
有料老人ホームでしょ!
手配してますって、遅いよ。
山下コーポレーションなら、その日に持ってきてくれるよ!!

ベッドのコードの差し込み口も割れ、コードの先っぽがはずれ、壊れてる。
だから線は抜いてあって、ギャッジアップもできず、
母たいら。

枕を重ねて背中から深くいれてあげたら、身体が楽になったと、母。

全部に今日は腹がたったから、

言わない私も相談員に全部言ってきた。

いままで文句はなかったホームにほんとにがっかりした。

受け入れ準備できてないけど、連れ帰ろうと思った今日だった。


母の斜め向かえのおじいさん(母が嫌いなのか、いろいろある)、
私が帰るときに、なぜかあとから降りてきて、、
トイレに入っている私を確認して。。。

電気消された!!!(やられた、っておもったわ〜)

歩くのはの〜ろの〜ろなのに、逃げる足の早さはすごかったらしい。
そばにいた娘、黙ってみてたそうな。
止める理由はないからと〜〜

ま、いいけど。

で、おじいさんがうろうろしてても声かけないスタッフって何なんだろうと
また疑問がムクムク。

いつもソファに座っている姉妹も、急激に進行した感じで、
見送ってくれることもできなくなっていた。
やっぱり、何かが変化してるんじゃないかと思っちゃった。
ま、実際のところはわかりませんが。

母のこの前のことばもずっと気になってる。
「よけいなこというんじゃない」って。

それでもね、今日はスタッフにと思ってお菓子持ってたのにね、
なんだか悲しいもんだ。


あ〜一日30時間だったら、ゆっくりできるんだけど、毎日
バタバタ。

今日は自分の病院、この病院で、良い先生に出会った。3人目。
やっぱり、話をきちんとキャッチできる先生は良いね。

明日も自分の病院。これは頭痛い、やせてないし、ふとっちゃったし。。。。

あ〜〜あ。
by ygracia | 2011-06-30 22:10 | 母の記録