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老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
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石川さゆり

母の様子を見に、朝246をすっ飛ばしていった。
ま、信号無視で一回切られてるので(納得いかないけど〜)つまかるわけには
いかないので、そこそこに???

途中でユニクロによって、ぶかぶか家着のズボンを母用に買った。

玄関外で機能訓練士と会う。
やはり母が起き上がったことが信じられないって。

次に生活相談員と出くわしたら、まだ母の骨折を知らず、びっくり。
施設長も登場して、頭下げられる。
でもどうしようもない。

主任はお休み。。

母は曝睡中。
サーティワンのアイスを持っていったから、「アイス食べない?」
と聞くと、
眠りながら「いまはいらない」
だって。
ゆすってみたら怒った。

足はこんな。。。
石川さゆり_b0055939_13284658.jpg



前回はギブスだったけど、今回はベルト。

ま〜〜〜いろんなところに褥瘡ができそうな気がする。

ある程度落ち着いたら、やはり家でみるほうが安心。
褥瘡対策もちゃんとできるしね。

母はこんなで少し安心したので、予定をこなすべく、飛んで帰宅。

以前から、リタイアした夫が一生懸命、私のため?だと
「石川さゆりコンサート」の切符をパソコンで取ってくれてたので。。。
そのコンサートあとのお食事も夫は一生懸命考えたらしいので。。。。

からだはへとへとだったけど、一応お化粧して、出掛けようとしたら、
雷!!

タクシーで駅まで行こうということになり、乗ったとたん、どしゃぶり!

駅からはずっとぬれませんけど、浜町の駅につき、階段前まできたら、
人の山。
みんなそこで立ち往生。

夫が見てきてくれたら、そとは前も見えないほどまっしろな状態で
どしゃぶりだという。
だれも歩ける状態じゃないと。

開場まで時間があったので、駅内にしばらくいた。

小雨になったところで、明治座へ。

周りはというと。。。70代がいちばん多い〜〜
夫「われわれ、若いじゃないかあああ」と大声で言う。。。。

しかし、ほかのお芝居とちがって、なんだか楽しい雰囲気の明治座。
そりゃあ、おみやげ、いっぱい。
おばあちゃんたちは、石川さゆりまんじゅうを大人買い???
おまけにお席でお召し上がりいただけます、って???
お弁当も豪華なのがいろんな種類。
私たちはあとで食事にいくので、がまん。

コンサートの一番の目的は私は着物が見たかったのと、天城越えを生で聞きたかったこと。
前からみたいとは思ってたけど、演歌にはあまり興味ないので、どうかなとは思ってたら、、、

石川さゆりの魅力は、ど演歌ではないところ。
バリエーションが広く、バンド自体もモダンジャズのようで、
舞台構成もセンス良くすっきり感がある。
やっぱり良かった。

曲順もだれが考えるのだろうというくらい、とても流れがいい。

この人の歌うことへの姿勢がすごくいい。
詩をもらってから、歌うまで、大変真面目。
自分のなかへの取り込み方とか。

曲がカテゴリーに分けられているのだという。
旅情、文学、生活(心)

花道そばの壁側の席で、これまた良く見えた。

最後の沖縄のうたは、演出も良かった。
天城越えを歌い終わり、舞台奥(坂になってる)に向かい
立つと背景のシルエットが海に浮かぶ岩。。
風が客席に向かって、サーと吹く。
沖縄の漕ぎ歌のかけ声から、歌が始まる。
ま〜気持ちいい。

ファンもおじいちゃんおばあちゃん、元気いっぱい。
夫も好きな着物が出てきたらしく、オペラグラスをひったくられた。
石川さゆり自身も言ってたけれど、一番前の席にいる人も
着物を見るためにオペラグラスを使ってるとのこと。
そのとおり。
京都では「いいたびはいてはるなあ」とつぶやかれたとか。

そんなこんなで、夫とふたり、日常を忘れて楽しんだ。
そのあとは、新橋の焼き鳥屋さんへ。
なんだかかんだとお話した。

母をコンサートに連れて行ってやりたかったなあと言ったら、
「お母さんの分までゆみこさんが楽しまなくちゃ」と言われて、
ことばに詰まった。

ま、私の応援団もいっぱいいてくれて、なんとかなるだろ、この先も〜〜〜〜

骨折母を置いて遊んでた、というわけです。
by ygracia | 2011-08-27 13:59 | 気まぐれなお話