2012年 08月 15日
認知症の「当事者」ということば。
誰が言い出したのか、雲の上の世界のことは全く知らないから
わからないことだらけだけど、
このごろ、「認知症」を取り巻く世界で、
「当事者」という言葉が当たり前のように使われ出した。
私が感じる「当事者」は、法律用語や政治用語であったり、
私たちには関係ない、第三者的な立場から、その問題に
直面し、影響を受けている人々を見ているような、
そんな言葉に思える。
「当事者」と言ってるところから、もう大きな差別を
当事者自身も作り出しているような気がしてならない。
心や温かさを感じない。
ま、それも人それぞれの感性と言えば、それで終わりだけど。。
「認知症」という言葉も「痴呆」より良いとみな思ってたのだろうけれど、
「認知症」イコール 「ボケ、治らない病気、かわいそう」
っていうのは、変わらず、「認知症」の知識が広がれば
広がるほど、その間違った意識が強くなり、
また差別も広がっているような、そんな気がしている。
「ちほう」という言葉のほうが返って新鮮だったりして。
人間って勝手なもんだ。
認知症の人であろうがなかろうが(このごろ、こう書く事多いなあ)
「ご本人」でいいじゃない。
「○○さん」でいいじゃない。
集まるなら、可愛い名前で、会の名前付ければいいじゃない。
カミングアウトしたい人だけがいるわけじゃない。
プライド持って、自分の病気を知らせない人だっているはず。
人間、みんな名前を持ってるんだから。
名前で呼ぼうよ。
取り巻く世界もみんなそれぞれ信念持ってるのはわかるけど、
本気で活かして欲しい。
自分たちだけじゃない、他の考えもあるって知って、
意見を闘わせて、また認め合ってほしい。
そして、「生」かして欲しい。
認知症の本人と家族のために、社会のために。
家族が血の涙を流して、壮絶な介護からの脱却を計れば
情がないと責められ、
介護プロの世界が正しいと思って、クールに判断すれば
家族は絶望の渕に追いやられる。
そんなことが繰り返され続けている。
私が2009年に訴えた、「チーム支援の輪」は
しがらみや、意見の相違や、法律上の問題や、
結局めんどうくさいからなのか
わからないけど、まだまだ見えては来ない。
チームの色はいろんな色があっていい。
本人も家族もほんとにカラフルだから。
しばらくぶりで、介護のこと考えてみた。
「認知症」っていうことばもやめちゃおか。
にほんブログ村
わからないことだらけだけど、
このごろ、「認知症」を取り巻く世界で、
「当事者」という言葉が当たり前のように使われ出した。
私が感じる「当事者」は、法律用語や政治用語であったり、
私たちには関係ない、第三者的な立場から、その問題に
直面し、影響を受けている人々を見ているような、
そんな言葉に思える。
「当事者」と言ってるところから、もう大きな差別を
当事者自身も作り出しているような気がしてならない。
心や温かさを感じない。
ま、それも人それぞれの感性と言えば、それで終わりだけど。。
「認知症」という言葉も「痴呆」より良いとみな思ってたのだろうけれど、
「認知症」イコール 「ボケ、治らない病気、かわいそう」
っていうのは、変わらず、「認知症」の知識が広がれば
広がるほど、その間違った意識が強くなり、
また差別も広がっているような、そんな気がしている。
「ちほう」という言葉のほうが返って新鮮だったりして。
人間って勝手なもんだ。
認知症の人であろうがなかろうが(このごろ、こう書く事多いなあ)
「ご本人」でいいじゃない。
「○○さん」でいいじゃない。
集まるなら、可愛い名前で、会の名前付ければいいじゃない。
カミングアウトしたい人だけがいるわけじゃない。
プライド持って、自分の病気を知らせない人だっているはず。
人間、みんな名前を持ってるんだから。
名前で呼ぼうよ。
取り巻く世界もみんなそれぞれ信念持ってるのはわかるけど、
本気で活かして欲しい。
自分たちだけじゃない、他の考えもあるって知って、
意見を闘わせて、また認め合ってほしい。
そして、「生」かして欲しい。
認知症の本人と家族のために、社会のために。
家族が血の涙を流して、壮絶な介護からの脱却を計れば
情がないと責められ、
介護プロの世界が正しいと思って、クールに判断すれば
家族は絶望の渕に追いやられる。
そんなことが繰り返され続けている。
私が2009年に訴えた、「チーム支援の輪」は
しがらみや、意見の相違や、法律上の問題や、
結局めんどうくさいからなのか
わからないけど、まだまだ見えては来ない。
チームの色はいろんな色があっていい。
本人も家族もほんとにカラフルだから。
しばらくぶりで、介護のこと考えてみた。
「認知症」っていうことばもやめちゃおか。
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by ygracia
| 2012-08-15 20:45
| 気まぐれなお話