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老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
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性格

母をデイに送り出し、ほっとした。
今日は素直に出かけてくれたので良かった、母も外へ行きたかったのかも。
週2回にしてみようかな、無理かな。

父はすこぶる元気。
今日は寝ないで起きてる。
それもうれしいけど、実際は見守り必要なので
私は気が抜けない。

鬱になりそうなくらい、つらい日々もあるけど、
すぐ復活してまたがんばってしまう自分を観察する。
だけど、答えなんてどこにもない。
もっと鷹揚に考えればけっこう楽なんだろうけど、
介護は自分が一番と思っているから踏み切れないんだ。
そこを目をつぶれば、選択肢はいっぱいあるのに。
母や父が不快な思いや、がまんを強いられるのを
考えただけでこっちが辛くなる。

若いときに好きなようにさせてもらった。
父はふつうの人生を私に期待していたらしく、
留学が決まっていたのにお見合い写真を持ってきたっけ。
東大卒だったような。
母はいろいろな思いがあるけど、世界を見て来いと言ってくれた。
なにか期待があったのかも。
でも通訳試験もうけず、ガイド試験もうけず、
結局父母は私の真意はわからずに悩んだだろう。
私はというと、世界の空気をすって、好き勝手していた。
自由気ままな青春だった。
父母のすねをしゃぶりつくして、現在にいたるわけだ。
今は夫のすねにかじりつき、ぶら下がっている。
母は私を苦労なんかさせたくないといって大事に大事に育ててきた。
だから経済観念は育ってない。
でも精神面はとんでもなくスパルタで、すごかった。
もと赤十字看護婦で戦中は看護婦教育をしてきた母。
厳しかった。
このごろ思うのは私はもしかするとアダルトチルドレンかもということ。
だけど、人の世話をするのは好きだ。

父と母の性格、そして介護する私の性格。
いろんなものが混濁して現在がある。
だから、介護は100人100色、万人万色ということになる。

父も寝てるし、せっかくのフリータイムなので
DVDでもみよっと。
深く考えるのはやめよっと。

神戸屋キッチンのかぼちゃパイ。
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by ygracia | 2005-10-20 10:49 | 雑感