アスタ マニャーナ、また明日! gracia.exblog.jp

老いた父と母と-いつまでもあなたがたの一人娘でいたい~


by ygracia
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マクロビオティック

今週は血圧が高くなったり、具合がわるかったのだけれど、
天気予報でも血圧が上がるので気をつけてといってたのには驚いた。

でも朝のヨガが始まり、太陽のエネルギーを注入するヨガを初めて
やったら、その日、一日元気でまた驚いた。

今日は朝ヨガをする時間がなくてそのまま、マクロビのクッキングスクールの
初日へ。
うろうろ迷って到着。
40人ほどが集まった。
創始者の久司道夫さんのDVを見てからPatricio先生(スペイン人)の
話が始まる。
集まった生徒の自己紹介もした。
マクロビは日本で始まり、アメリカで育ったもの。
明治時代に石塚左玄という軍医が、入隊してくる新兵たちが
しばらくすると体調が悪くなる事に疑問をもち、
それが食生活の変化であることを突き止めた。
当時、文明開化で軍の食事は海外のものを見習っていたという。
で、もっと調べていくと、新兵たちは日本食の生活から
突然洋食になり、それまでとれていた栄養素が補えない状態になっていた。
貧血が激しくなり、対処として薬がだされるものの、一時改善されても
また繰り返す。
そこで石塚軍医は日本の家庭で食されていた伝統食の重要性を
再認識し、本を著した。
20世紀初期になり、桜沢如一(さくらざわ ゆきかず)という人が結核にかかり、
自分の母親も結核で死に、京都で静養していたところ、
古本屋で偶然みつけたのが石塚軍医の本であった。
それに触発され、自分で料理をしながら、体を改善、
結核から解放された。
一方、1949年にアメリカニューヨークに渡り、世界平和を追求するべく
大学で勉強していた。しかし何をやっても世界平和に到達しない。
あるとき、広場にすわり毎日人間を観察しはじめた。
いろいろな人間、人種が行き交う場所で、彼が見つけた物は
人間の平和は国、人種、宗教を超えて「環境と食物」で造られていくということだった。
そこで桜沢(ペンネームGeroge Oosawa)を師とあおぎ、研究が始まった。
研究がまとめられ、発表されるにしたがって、食バランスを崩して、疾病(特に心臓病)
がおおくなってきていたアメリカ社会に受け入れられるようになった。
またガンへの効力も認められて来た。
そのころ、日本は伝統食である日本食は消える事なく続いていたので、
大きな食のアンバランスはおきてはいなかった。
しかし、時代がすすむにつれ、西洋の食文化が溢れて来て、今に至っては
アメリカに追いついて多くの疾病がでてきた。
そしてマクロビオティックの考えがまた新たに見直されるようになった。
マクロとは、大きいとか、長いという意味。
ビオは生命。

というようなことを先生が英語で話して、通訳の先生が話す。
でも日本語でもいいのに。
スペイン語なまりの英語久しぶりに聞いたけど、ところどころスペイン語だった。

生徒さんはいろいろ、でもマクロビに関連ある、自然派化粧品の社員とか、
アロマセラピスト、美容セラピスト、家族に病気の方がいる人、ヨガインストラクター
ご本人が病気でマクロビで改善中とか、いろいろな人。
年齢的に私は上から2番目かな。

このクッキングスクール、人気でなかなかもうしこめないという。
みなさん苦労したというが、私は一回電話して申し込めたので
みなの話に正直おどろいた。
来週から実習。
ところで、太っているのは私だけで、なんだかこの3ケ月で
やせないと、いけないような気がして来ている。。。


おとなりの桜
今年はすこしやせた花。
ガーデンコーディネーターを取得した娘が桜復活のために
栄養をつけるとはりきっている。
来年が楽しみだ。

マクロビオティック_b0055939_18452736.jpg

by ygracia | 2007-04-05 18:45 | MACROBIOTIC